大学3年生の時親しかった教員から昭和大学で看護師として働いていた際の話を聞き興味が沸き情報収集を始めました。そして福利厚生の良さや附属病院もあり、さまざまな経験ができることに利点を感じました。中でも決定的だったのは屋根瓦式の新人教育体制でした。当時昭和大学病院で看護師として3年ほど勤務している先輩に話を聞き、安心して初年度から看護師として働けると感じました。加えて大学病院であり研修体制の充実さ、認定/専門看護師などスペシャリストが多く在籍していることから、自己研鑽に向け十分な環境が整っていると感じたことも要因でした。
私は昭和大学附属の看護学校出身ではないこと、COVID−19禍で病院見学等ができなかったこともあり病院選択に関しては十分な判断はできませんでした。その為就職活動の相談をした先輩の話を参考に希望病院を選択しました。第一希望には専門看護師などスペシャリストが多く最先端の医療に携わることができる昭和大学病院。第二希望にアットホームで落ち着いた雰囲気がある藤が丘病院。第三希望に病院が新しく開放的な病棟が魅力的だった江東豊洲病院を選択しました(最終的には第二希望であった藤が丘病院に就職が決まりました)。
[最終学年の前年]
■4〜7月
病院研究
■8月
大学での合同説明会に参加
■9月
志望病院のパンフレットを取り寄せ情報収集
■2月
横浜で合同説明会に参加
■3月
希望病院に応募
面接練習開始
[最終学年]
■4月
面接練習
■5月
内定
■2月
国家試験
新人看護師として最も大変だったのは膨大な業務内容をこなすことです。記録物が多く多忙な業務の中で記録を同時進行で行わなければ残業となり、プライベートの時間がなくなるため慣れるまでは大変でした。先輩が声をかけてくれたこともあり乗り越えられたと感じています。また夜勤と日勤のリズムの付け方は難しく、自分なりのルーティンを見つけることが必要だと感じました。
働く上で喜びを感じる場面は、患者やその家族から感謝の言葉や状態が良くなっていくことを感じることです。加えて自身の採血や末梢静脈路確保などの技術の向上や、知識から状態をアセスメントし適切に報告できた際に達成感を感じられたことも1年目を乗り越えられた要因だと思います。
プリセプターを中心とした屋根瓦教育体制で部署の先輩全員から指導していただいたことで、技術や知識の向上につながったと思います。入職年度は研修が定期的に組まれていたこともあり自然と学習が継続でき、現在にも習慣化できていると感じます。また研修の場で同期と会うことも楽しみでありリフレッシュできる場にもなりました。新人の期間で3回行われたメンタルヘルス研修では、各々の感じている悩みや不安を共有することで、他者も同様に感じている、自分だけではないと気づくことができました。精神看護専門看護師の講義もあり、今後も医療現場という責任の伴う環境での、感情との向き合い方を整理することができた貴重な場でした。
■4月
☆入職☆
感染予防の技術
災害・防災管理
呼吸循環を整える
予約の技術
■5月
輸液ポンプ・シリンジポンプの管理
導尿・尿道留置カテーテルの挿入と管理
■6月
静脈内穿刺の手技
メンタルヘルス
食事の援助技術
創傷管理
■7月
看護必要度
業務管理の技術
活動・休息の援助技術
救急救命処置技術
■9月
メンタルヘルス
■10月
人工呼吸器の看護 認知症・高齢者の看護
食事の援助技術
倫理研修
報告/連絡/相談
■12月
メンタルヘルス キャリア形成について
看護協会・看護連盟について
〒142-8555 東京都 品川区旗の台1-5-8