私が入職を決めたきっかけは、地元の病院ということもあり、幼い頃から小児科や夜間救急でお世話になっていたことです。その時に看護師さんが優しく声かけや対応をしてくれてたことが印象に残っていました。また、実際に看護師として働いていた母の姿に憧れて、小学生の頃から漠然と私もここで看護師として働きたいと思うようになりました。看護実習をした病院ではなかったのですが、説明会やインターンシップに参加して、看護師さん同士や病棟の雰囲気が温かく、学生の私達にも優しく教えてくれた事で、自分が働いた時のイメージを持つことができたので、入職しようと思いました。
重視した点は大きく分けて3つありました。一つ目は診療科が多く、沢山の経験が積める所です。様々な症例を経験できる事で、選択肢が広がって自分が興味のある分野や極めたい分野を見つけられると思ったからです。二つ目は、新人看護師の教育体制が整っている所です。新人研修以外にも、各年代に合わせた研修や学習の機会があり、他病棟の看護師や理学療法士さんや臨床工学技士さんなど他職種との交流もあり学びが深まるからです。三つ目は、病院の雰囲気です。患者として受診した時も、インターンシップに参加させていただいた時も、忙しい中でも優しく対応して下さり、看護師さんの雰囲気が温かく感じたからです。
[最終学年の前年]
■6月
合同就職説明会に参加
■9月
インターンシップに参加
■2月
進路ガイダンス
■3月
インターンシップに参加
[最終学年]
■4月
学校で面接練習
採用試験
■5月
内定
■2月
国家試験
■3月
国家試験合格
入職した年はコロナウイルス感染が拡大していた年で、新人研修も中止や変更になり、分からないことが多く大変でした。配属先の救命救急センターはコロナ患者さんの受け入れをしていたため、新人看護師は最初の3ヶ月は一般病棟で働き、基礎的なケアや業務を学ばせていただきました。そこでは、救命センターでは関われないような慢性疾患の患者さんとのコミュニケーションや、ケアや処置など沢山経験ができたと思います。入職から3ヶ月が過ぎて救命救急センターに戻ってからは、防護服を着て重症コロナ患者さんの対応をしました。人工呼吸器や持続透析などの機器の管理など、初めての事ばかりで不安も強かったですが、先輩方や同期達がいつもサポートしてくれたこともあり、乗り越えられたと思います。
一般病棟研修では、食事介助や清潔ケア、輸液・内服管理など基礎看護を学べました。また、医療安全や感染対策などの安全に関わる研修もあり、患者さんに対して安全な看護を提供する上でとても勉強になりました。集合研修では、同期入職者と集まる機会にもなるので、他病棟で頑張っている同期と話をして、お互いに共感できる事や新たな気づきなどを共有でき、自分も頑張ろうという気持ちになれました。ケースレポートは、自分の経験を先輩と一緒に振り返り、そこから得た学びや今後の課題と、2年生に向けた目標を見つけることができました。
■4月
☆入職☆
一般病棟研修
■5月
一般病棟研修
輸液・シリンジポンプの使い方、挿管介助、口腔ケア
■6月
一般病棟研修
BLS研修
■7月
救命センターオリエンテーション
救命センター教育支援研修(人工呼吸器、重症患者管理)
先輩看護師とペアリングでHCU看護業務
■11月
医療安全研修
■12月
ICUにて看護業務
■1月
ケースレポート発表会
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