MENU
氏名 | N・T |
---|---|
病院名 | 川崎協同病院 |
所属診療科目 | 慢性期病棟 |
役職・資格 | 看護師 |
卒業学校 | たかさきナイチンゲール学院 |
卒業年 | 2022年卒業 |
奨学金の貸与をしている病院を探していた時、病院のホームページで「無差別平等の医療」という理念があることを知りました。私も無差別平等の医療に携わりたいと思うと同時に、無差別平等って何だろう?と興味が湧きました。その後病院説明会やインターンシップに参加し、世の中には病院に受診できない人がいることなど知りました。患者さんを拒否せず受け入れる医療を私もしたいと思い、就職を決めました。
また、看護師寮が4月無料・6月までは5,0000円・7月からは1万円と新人看護師に対し気遣いがあり、ここならやっていけそうだと思いました。
私が病院選びで重視したのは以下の点です。
・人間関係の良さ
・研修制度の充実
・看護師寮の有無
・キャリア支援制度の充実
これらは病院見学会やインターンシップに参加して、実際に確認した方がよりわかりやすいと思います。
[最終学年の前年]
■4月
インターネットを使って病院資料請求
■7月
奨学金申請面接
[最終学年]
■7月
採用試験
■2月
国家試験
[苦労したこと・大変なこと]
夜勤の看護師からの申し送りではそれほど状態が悪くなかった患者さんが、私が検温に行くと下顎呼吸をしていた。昨日とは違う呼吸をしていることが分かったので、すぐに先輩に相談し主治医と家族に連絡をした。急変時の対応を先輩と一緒に行うことが出来た。その時は適切に対応ができたが、患者さんの容態が変化した時の、先輩や医師に相談する時のタイミングに迷います。
[嬉しかったこと]
新人看護師は病棟に配属となったばかりの頃は、軽症の患者さんを受け持っています。ADLが自立している患者さんは、看護師の関わる時間が重症の方より少ないのが現状です。自立している患者さんと何気ない日常会話をしている時、「話を聞いてくれてありがとう」と感謝をされました。嬉しかったと同時にコロナ禍となり家族との面会も制限されているので、とても寂しい思いをされているんだと実感しました。
また、採血が成功した時も嬉しいと感じます。前回失敗した患者さんや血管が細く難しい患者さんの採血が成功した時は、看護技術の成長が自分でも感じられ嬉しいです。先輩にもうまくなってきたねと褒められました!!
さらに先輩に受け持ち患者さんの看護の留意点など聞かれた時、スムーズに答えられ「よく勉強しているね」と認められ日々の学習が報われた思いがしました。
4月に他職種合同の研修があり、同期の職員みんなと仲良くなれます。
さらに4月に看護師集合研修が1週間程度あり、その後1週間に1時間、新人看護師だけ集まって「ピアサポート」があります。病棟に配属されると、同期と会う機会が減ってしまうのですが、ピアサポートで今どんなことをしているかなど情報の共有をします。他の病棟はこんなとこが大変なんだと分かり、自分も頑張ろう!とやる気に繋がります。
また、ひと月に1日研修会があります。先日のフィジカルアセスメント研修は、グループワークで自職場の患者さんの話や看護の話をしました。色々な研修をしています。
■4月
☆入職(1日)☆
・1週間:全職種新人職員研修
・2週間:新人看護師研修(感染対策・針の取り扱い方・電子カルテ情報収集の仕方・注射点滴作成・
輸液管理・医療安全・血糖測定・模擬患者による医療コミュニケーション・検体の取り扱い・
危険薬剤の取り扱い・看護記録・静脈留置針の挿入 など)
・1週間に1回ピアサポート(新人看護師だけが集まりみんなで話をします)
■5月
・看護上の問題点に沿った情報収集と看護記録(看護主任)
・食事介助の方法(リハビリテーション科)
・輸液ポンプシリンジ経腸ポンプ(臨床工学科)
・ハイリスクな薬剤と取り扱い方(薬剤師)
・体位変換と移乗(リハビリテーション科)
・1週間に1回ピアサポート
■6月
・検体の種類と各種検査(臨床検査技師)
・認知症看護(認知症看護認定看護師)
・逝去時の看護とエンゼルケア(緩和ケア認定看護師)
・正常心電図
・1週間に1回ピアサポート
■7月
・急変時の対応(概要・BLSからACLS・急変時の記録・挿管の介助・救急カート)
・3ヶ月のまとめ
・月に1回ピアサポート
■8月
・SBARを用いた報告の仕方(医療安全専任者)
・褥瘡(皮膚排泄ケア認定看護師)
・感染対策の実際(感染対策専任者)
・メンタルヘルス(看護学生担当師長)
・十二誘導心電図(臨床技師)
・月に1回ピアサポート
■9月
・月に1回ピアサポート
■10月
・6ヶ月のまとめ
・患者史発表会(生活と労働の中で発症する病気の機序を知る)
■11月
・看護記録の実際(看護主任)
・ケーススタディの書き方(教育担当師長)
・認知症看護(認知症看護認定看護師)
・医療倫理を考える(他職種新人職員合同研修/緩和ケア認定看護師)
・異常波形の心電図
・月に1回ピアサポート
■12月
・診療報酬の仕組み(医事課)
・放射線検査の基礎知識と放射線の曝露(診療放射線技師)
・ケーススタディの共有と文献探索
・月に1回ピアサポート"
■1月
・ケーススタディの共有と文献探索
・月に1回ピアサポート
■2月
・ケーススタディの共有と文献探索
・月に1回ピアサポート
■3月
・1年のまとめ
・ケーススタディ発表会
・修了式
病床数 | 267床 |
---|---|
診療科目 | 内科、神経内科、腎臓内科、呼吸器科、消化器科、循環器科、小児科、外科、整形外科、リハビリテーション科、麻酔科、耳鼻咽喉科、皮膚科、泌尿器科、眼科、婦人科 |
看護方式 | 固定チームナーシング 多職種が力を発揮し合い患者さんを支えていくチームワーク医療 |
看護配置 | 急性期病棟:1病棟 感染症病棟:1病棟 慢性期(障がい者)病棟:1病棟 地域包括ケア病棟:2病棟 回復期リハビリ病棟:1病棟 訪問看護ステーション:3院所 |