私は福岡で行われた合同就職説明会に参加し、その中で気になった病院にインターンシップに行きました。看護師として初めての就職となるため様々な病気の患者様と接することができる大学病院に就職したいと考えていました。合同説明会で気になった3病院のインターンシップに参加し実際に病院の雰囲気を感じたり先輩ナースから実際の話を聞き、東京医科大学病院へ応募することを決めました。
私が就職先を選ぶ際に特に重要視した点は新人の教育制度と福利厚生、二交代の勤務体制です。東京医科大学病院は新人への教育が手厚く行われており、私はコロナ禍での入職となりましたが他の病院に就職した同級生よりも研修期間が長く手厚い研修を受けることができていたと思います。また、看護師のためのたくさんの借り上げ寮があり居住可能年数も長いため、初めて上京した私にとって住居を探すという不安がなく大変ありがたく感じています。
現在、血液内科・リウマチ膠原病内科の混合病棟で勤務していますが他科の患者の入院も多く幅広い分野の疾患の患者の看護を経験することができています。二交代制で勤務間で12時間以上のインターバルがあり、休む時はしっかりと休むことができるためワークライフバランスにも満足しています。
[最終学年の前々年]
■8月
他病院のインターンシップ
■1月
就職サイトが主催する合同説明会に参加
[最終学年の前年]
■4月〜6月
インターネットで様々な病院の資料を集める
■8月
3病院のインターンシップに参加
[最終学年]
■5月
採用試験(当院)
■6月
内定
■2月
国家試験
看護師1年目で苦労したことは学生という立場から新たに社会人という立場に変化し、初めての一人暮らしも始めたため朝が早く生活と仕事の両立に慣れるまでに少し苦労しました。慣れない職場でまだほとんど技術が何もない中で看護を行っていくため自己学習に追われる日々でした。採血や点滴をつける等、できることが一つひとつ増えていくことで自信につながり、患者さんの元気になる姿やありがとう等の温かい言葉で嬉しくなることが多かったです。大学病院は急性期病院のイメージがありますが私の所属する病棟は治療期間が長かったり慢性的な疾患も多いため1年目から経管栄養や呼吸器管理の必要な患者様を受け持つ機会があり本当に多くのことを学ぶことができたことは本当に良かったと思います。
当院は新人看護師の採用人数が多く、研修では全体研修も多くあったため他科で働くたくさんの同期と友達になることができました。採血や膀胱留置カテーテル挿入、AED等、技術演習の研修では分散教育が行われ先輩看護師のデモを見ることができたり、模型を使用して少人数で集中的に演習を行ったり、グループワークも多く行われたため技術を確実に習得することができました。年間を通して研修の数が多く、研修では学ぶ以外に同期と近況報告をして励まし合うこともできるためリフレッシュにもなりました。
■4月
☆入職☆
入院時オリエンテーション
初期研修
病棟オリエンテーション
■5月
教育担当による入職後1ヶ月フォロー面接
CPR+AEDプロバイダーコース
輸血研修
プリセプティ会
スキルチェック
リウマチの勉強会
■6月
フォローアップ研修@
プリセプティ会
白血病の勉強会
■7月
スキルチェック
リンパ性白血病の勉強会
■8月
記録の勉強会
■9月
フォローアップ研修A
プリセプティ会
看護診断・13領域の勉強会
■10月
急変時の看護
スキルチェック
評価の勉強会
■11月
人工呼吸器装着時の看護
褥瘡・DESIGN-Rの勉強会
■12月
フォローアップ研修B
プリセプティ会
■1月
気管吸引・経管栄養の勉強会
■2月
エンド・オブ・ライフ・ケア〜Basic〜
パーソン・センタード・ケアで進める認知症看護〜Basic〜
急変時対応の勉強会
■3月
フォローアップ研修C
プリセプティ会
スキルチェック
サマリー作成・退院支援の勉強会
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