入職を決めた理由

看護師として臨床での知識や技術を身につけたいと考えていたため、新人教育が充実していることで着実に確かな実践力が身につけられる環境だと思いました。そして２年目以降も学び続けられる環境が整っていることも魅力に感じました。また「温かな心のこもった看護」を理念とし、患者さんに寄り添った看護を行っていることも自分が大切にしたい看護観のひとつであり、この病院の一員として働きたいと思いました。また大学病院として高度な医療を提供しており、看護師としても幅広いスキルが身につけられると感じ入職を希望しました。

病院選びで重視した点

コロナウイルスが流行している時期ということもあり、実際に病院に足を運んでインターンシップに参加する機会は残念ながらありませんでした。病棟での実際の雰囲気等が分からない分、様々な病院の資料を請求してじっくり内容を読んだり、ホームページから情報を得て、新人教育体制が整っているかや福利厚生が整っているかなどを比較して選びました。また、長く働く上で、通いやすいかどうかや、１年目以降の研修等が充実しているかどうかを重視していました。

就職活動スケジュール（いつどんな活動をしたのか）

［最終学年の前年］
■11月
　ネットで病院の情報をみる・資料請求


［最終学年］
■4月
　卒業生の就職試験報告書をみる・大学の進路支援室で面接練習、履歴書の添削をしてもらう

■5月
　採用試験

■6月
　内定

■2月
　国家試験

1年目に苦労したこと、嬉しかったこと、よかったこと

入職当初は分からないことだらけで毎日不安や緊張を抱えていました。初めて実践する看護技術ではナーシングスキルをみて知識を身につけたり、先輩が行ってる様子をみて少しずつ学んでいきました。最初は患者さんの受け持ち人数も少なかったですが、徐々に増えていき常に多重課題に追われ優先順位を考えながら安全に看護を行うことに苦労しました。そんな中でも、分からないことは先輩方に質問しながら業務を行い、先輩方に日々の頑張りや成長を褒めてもらえたことや、自立して行える看護技術が少しずつ増えていくのが実感できたことは嬉しかったです。患者さんに名前を覚えてもらったり感謝の言葉をもらえたことも頑張ってよかったと思える出来事でした。

新人研修内容の特長

入職時オリエンテーションや初期研修では、同期のみんなと顔を合わせる機会であり、毎回の研修でグループメンバーも変わるため、他部署の多くの同期との交流を持つことでリフレッシュにつながる機会でもありました。フォローアップ研修では、自分ができるようになったこと、まだ難しい・困難に感じていることなどを共有し自分を振り返って見つめ直す機会となりました。看護技術では少人数で模型や実際の器具を用いながら実践することができて知識・技術を身につけることに役立ちました。

1年間の新人研修スケジュール

■4月
　☆入職☆
　初期研修
　病棟オリエンテーション

■5月
　プリセプティ会
　スキルチェック
　教育担当による面接
　輸血研修
　静脈注射看護師認定研修（講義・筆記試験）

■6月
　プリセプティ会
　フォローアップ研修�@
　CPR-AEDプロバイダーコース

■7月
　プリセプティ会
　スキルチェック　
　心電図の読み方の病棟勉強会

■9月
　プリセプティ会
　フォローアップ研修�A

■10月
　スキルチェック
　急変時の看護研修

■11月
　人工呼吸器装着時の看護研修
　看護記録の病棟勉強会

■12月
　プリセプティ会
　フォローアップ研修�B
　静脈注射看護師認定研修（講義）
　パーキンソン病・重症筋無力症の病棟勉強会

■2月
　エンド・オブ・ライフ・ケア研修
　パーソン・センタード・ケアで進める認知症看護研修

■3月
　プリセプティ会
　スキルチェック
　フォローアップ研修�C

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