第一に、病院見学に行った際に建物が綺麗で働きやすそうだと感じました。病棟を案内してもらった先輩が優しく、また、病棟の雰囲気も良かったため、現在働いている消化器内科・外科への配属を希望しました。複数の診療科が混在している混合病棟は、幅広い知識と経験が得られるので魅力的だと思っていました。また、消化器の分野で内科と外科の経験ができる今の病棟で知識・技術を深めていきたいと感じました。第二に教育体制です。教育制度はプリセプター制度を導入しており、入職して約1ヶ月は、プリセプターの先輩と同じ勤務で夜勤も一緒に体験でき、早い時期から一連の業務や先輩の看護に触れることができるのが良いと思いました。
病院選びで重視した点はいくつかありました。病院の立地や建物の綺麗さ、病院の規模や救急体制(何次救急か)、診療科などを情報収集し、比較しました。福利厚生としても、給料や家賃手当を比較しました。また、何よりも、研修などの教育制度を重視して病院を選択しました。
[最終学年の前年]
■7月
マイナビ合同説明会
■2月
合同説明会
■3月
病院見学
[最終学年]
■5月
採用面接
■6月
採用面接
内定
■2月
国家試験
消化器内科・外科の混合病棟のため、急性期の手術前後の患者さんから化学療法や緩和治療、ときには終末期の患者さんもいます。同じ疾患でも内科と外科では異なるので、勉強も2倍になって大変でしたが、経験や知識も2倍得ることができるのでやりがいも感じました。また、コロナ禍で、患者さんのご家族とコミュニケーションを取る機会が少なく大変でした。入院時から退院後に向けて、情報収集や退院調整をすることはすべての患者さんに必要なことですが、特にがん患者さんは、外来と情報共有して看護を行うことや、自宅退院に向けて社会資源サービスを調整することが大切になります。がん患者さんの退院支援への関わり方に苦労しました。
当院の新人研修の特長は、受け身ばかりでなく、自分たちで考え、ディスカッションや共有をする場面が多いことだと思います。ポジショニング・体位交換研修で、ビデオ視聴や紙面上だけでなく、実際にベッドや体交枕を用いて実践できたのが良かったです。看護師のボディメカニクスについても学べたのはもちろん、患者側の体験をできたのが、臨床で実践する上でとても役に立ったと思います。
■4月
☆入職☆
オリエンテーション
安全管理T
■5月
シャドウイング研修
高齢者看護T
■6月
フォローアップ研修1回目(倫理研修)
看護診断T
フィジカルアセスメント基礎、高齢者看護U
感染防止ケア
■7月
安全管理U
フォローアップ研修2回目(シャドウイング振り返り)
輸液管理
■9月
医療安全・感染対策研修
■10月
フォローアップ研修3回目
看護診断U
■11月
フォローアップ研修4回目(マインドフルネス講義・演習)
ポジショニング研修
■1月
フォローアップ研修5回目(オープン研修)
■3月
フォローアップ研修6回目(看護を語る)
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