1つ目の理由は、実習で当院を訪れた際に、ナースステーションで学生挨拶をしたらスタッフ全員が挨拶を聞き挨拶をしてくださったため、学生に対してもオープンで優しい病院だと感じたからです。2つ目は、入職前に配属病棟の希望を出し、入職と同時に配属が決まるという病院が多い中、当院はスーパーローテート制度を設けており、外科・内科を1ヶ月ずつ経験してから希望を出すことができたからです。3つ目は、インターンに行った際に、当院は休みが多く仕事とプライベートを両立することができると先輩看護師の方から伺ったことと、実際に有休消化率が他院に比べて高かったからです。また、1年目は学生から社会人へと環境が大きく変化することから、私自身実家から通えるかどうかを重要視していたため、当院へ電車とバスを利用して通うことが可能だったことも理由の一つです。
重視したのは病院の雰囲気、実家から病院までの時間、休みがとれるのかなどです。
1年目は特にわからないことだらけの日々なので、すぐに質問や相談ができる環境であってほしいと考え、先輩に声がかけやすい雰囲気かどうかが重要だと思いました。また、実家から通いたいとも考えていたため、実家から病院までの交通手段は不便ではないか。通勤が可能な範囲かどうか。も考慮しました。さらに、私は(COVID―19が流行する前まで)旅行に行くことが趣味であったため、まとまった休みが取れるのか。休み希望は通るのか。という点も重視しました。
[最終学年の前年]
■6月
合同説明会
■7〜8月
インターンシップ
■1月
インターンシップ
■3月
当院採用試験
[最終学年]
■2月
国家試験
学生から社会人になり学びの場が働く場に変わったことで、やることすべてに責任を負うようになり、学生と社会人との違いを受け入れながら順応していくことに苦労しました。日々の業務では、受け持つ患者さんの人数が増えていくにつれて、時間配分を考えて優先順位を立てながら臨機応変に対応していくことに苦慮しています。また、疾患の理解だけではなく、薬や治療などについても知識を付けていかなければならず、働きながら学習することにも難しさを感じています。しかし、同時にその学習したことを患者さんへの説明に活かすことができる場面が増えてきていることに、喜びも感じています。
当院では、研修で行ったことを先輩の見守りのもと部署で何度か実践を積み、先輩から「もう1人で大丈夫」と言われてから自立となるので、不安なまま1人で実践することがないということが特徴だと思います。さらに当院の研修では、看護師だけではなく医師や検査技師、臨床工学技士、言語聴覚療法士などの多職種や、業者の方が研修をしていただけることもあるため、さまざまな視点から学びを得ることができます。またCOVID―19の流行に伴い、他部署の同期と関わりを深めることが難しい状況ですが、研修にグループワークを多く取り入れてくださっているため、自分では考えつかなかった視点を知ることができるとともに、同期との情報交換や相談ができる場ともなっています。
■4月
☆入職☆
新人オリエンテーション@
・新採用看護職員に望むこと・就業規則他・当院における医療安全体制
・フォローアップ体制と研修手帳の活用・看護記録の基礎・看護記録と医療安全
新人オリエンテーションA
・ベッドサイドの医療安全、電動ベッドの使い方・感染予防対策
・患者誤認防止・看護必要度T・個人情報保護と情報リテラシー
学研e-ラーニング必須受講
・接遇マナーの基本「あいさつ」で変わるおもてなしの心
■5月
フォローアップ研修5-@
・与薬・フィジカルアセスメント@(情報収集と記録)・看護必要度U・1ヶ月の振り返り
IV研修5-@
・静脈穿刺の基礎・採血、静脈穿刺における感染管理・検体の取り扱い・採血の実施
学研e-ラーニング必須受講
・新人看護師のあなたが知っておきたい急変対応
■6月
技術集中研修
・膀胱内留置カテーテル・注射・与薬の技術・吸引・無菌操作・インスリンの基礎・BLS・嚥下評価
IV研修5-A
・医療機器/輸液・シリンジポンプ・薬剤使用の基礎・アンプルカット、ミキシング、ルート、滴下調整
・テルモT-PAS(体験型医療安全研修)
■7月
フォローアップ研修5-A
・フィジカルアセスメントA(バイタルサインを中心としたアセスメント)・看護倫理
IV研修5-B
・薬剤の配合変化、曝露対策・輸血・インシデントKYT・JMS(体験型医療安全研修)
メンタルヘルス面談
・個別面談
■9月
学研e-ラーニング必須受講
・経口摂取を支える口腔健康管理法と食事介助方法〜看護師は何をする?〜
■10月
フォローアップ研修5-B
・他者の看護体験を聴く・フィジカルアセスメントB(全体像を捉える)・看護倫理
IV研修5-C
・CVCの基礎、介助シミュレーション、管理・高カロリー輸液の基礎、管理・麻薬の基礎、看護
■11月
学研e-ラーニング必須受講
・転倒・転落へのあせらない対処法AtoZ―要因別対応の仕方―
■12月
IV研修(インサイト・化学療法等)
・化学療法の基礎、看護・静脈穿刺演習
■1月
フォローアップ研修5-C
・自身の看護体験を語る・フィジカルアセスメントB(関連図、看護問題、看護計画)・看護倫理
■2月
学研e-ラーニング必須受講
・非褥瘡三原則〜つくらない!見逃さない!悪化させない!〜
■3月
フォローアップ研修5-D
・急変への気づき・1年間の振り返り
〒254-8502 神奈川県 平塚市追分9-11