私は看護学生時代にさまざまな講義、実習を通して急性期分野に興味を持ち、その分野で働きたいと思うようになりました。また就職するに当たって、看護師として自身の住んでいる地域に貢献できる病院に就職したいと考えていました。
高齢化社会が進む中で、基礎疾患などの複合疾患を患っている患者様が多くいる現状があると思います。また地域の中核病院、また地域の最後の砦として活躍している当院はさまざまな疾患を持つ患者様が入院しています。急性期病院で勤務することにより、自身の看護師としての経験や知識、技術面での向上にもつながることに魅力を感じたため入職を希望しました。
自分の興味のある分野があり、それについて学べることや福利厚生、勤務体制などを特に重視して選びました。働くにあたりモチベーションを保つことは大切なことだと思い、ワークライフバランスも重要だと私は考えています。
入職後、自分がやりがいを感じながら責任感を持ちつつも、楽しく働ける姿が想像できるような病院選びが大切だと思いました。また教育体制も重要であり、自分が看護師として働くことに不安がある方は少なくないと思います。その中で病院が1人の看護師として独り立ちするのを導いてくれるのが新人教育だと思うので、教育体制が自分に合っていると感じるところに就職することも大切だと思います。
[最終学年の前年]
■8月
職業体験(当院)
■10月
合同説明会、パンフレット収集
■2〜3月
職業体験
[最終学年]
■4月
履歴書作成・提出
■5月
採用試験
内定
■10月
内定者SNSサイト登録
■12月
内定者のつどい
■2月
国家試験
入職した頃は分からない疾患、処置、看護技術があり学習することも多かったので知識をつけたり技術を獲得することがとても大変でした。先輩看護師は皆さんとても優しく、分からないことは相談すると教えてくれたり、勤務後に振り返りを通してさまざまなアドバイスをくれるのでそれを元に自己学習を進めることができました。少しずつ自分でできることも増えていき、独り立ちできた時はとても嬉しかったことを覚えています。何より患者さんに感謝されたときに頑張って良かったと思えました。
集合研修があり基本的な看護技術はその研修で学べるようになっています。また部署毎で必要、または早期に獲得することが望ましい技術や知識に関しては、部署内研修などを通してバックアップしてくれるので非常に学びやすい環境だと思います。PNSを取り入れているので、勤務中に疑問点や不明点が出てきた時には、先輩看護師にすぐに相談することができます。また研修後、不安に感じたことがあってもすぐに解決できる環境が整っています。
■4月
☆入職☆
【全体】入職時オリエンテーション:看護部理念・方針、教育体制、安全管理、個人情報管理、
医療チーム活動、防災・災害対策など
入職時研修:感染防止技術、メンタルヘルス、電子カルテ操作など
【部署】日勤業務開始(シャドーイング、先輩とのダブル勤務を経て、ペアで業務開始)
■5月
【全体】静脈採血研修
【部署】ドレーン、Aライン管理について、CVC管理
■6月
【全体】重症度、医療・看護必要度研修
メンタルヘルス研修 〜2ヶ月後〜
■7月
【全体】統合演習「多重課題:こんな時どうしてる?」
【部署】日勤独り立ち、深夜勤務ダブル開始・深夜勤務独り立ち
■8月
【全体】コミュニケーション 〜プロとしてのはじめてのコミュニケーション〜
フィジカル入門 呼吸・循環
看護技術:薬剤の取り扱い
■10月
【全体】安全管理、CVC管理研修
【部署】せん妄患者に対する看護について
■11月
【全体】静脈穿刺研修
【部署】急変時の対応
■12月
【部署】準夜勤務ダブル開始、準夜勤務独り立ち
■1月
【全体】看護職における倫理と責任に関する研修(動画配信に変更して実施)
■3月
【全体】フォローアップ研修 〜1年後〜
〒232-0024 神奈川県 横浜市南区浦舟町4-57