母が乳癌のため神鋼記念病院に通院しており、スタッフがとても親切に対応してくれるている様子を普段から身近に感じていた。このことがきっかけで自分もがんについて学びたいと考えていたので、がん診療に力を入れている病院を就職先に探していた。
また、この病院は自宅から近いため通勤距離が短く、勤務終了後に自分の時間を有意義に使うことができ、今後長く仕事を続けるには重要なことだと考えた。
気になっていた人間関係についても、母や友人からは「この病院は笑顔あふれる雰囲気」であると話を聞いていたので、そんな病院で働きたいという思いもあり、自分の希望に一番合う病院だと考え、入職を希望した。
母が乳癌で通院していることもあり、乳腺について興味を持ち、深く学びたいと思ったので、乳腺科に力を入れている病院を探していた。
また、がん診療拠点病院でもあったので、乳癌だけではなく、その他の癌についても詳しく知ることができ、学べる機会があるのではないかと思った。
また、自宅からの通勤時間が短いことで自分の時間を有意義に使うことができるだけでなく、自己学習の時間を作ることができたり、それに伴ってスキルアップにも繋がるのではないかと考え、その点を重視した。
【最終学年】
■4月
病院説明会に参加
苦労したことは、病態を理解することがとても難しかった。循環器内科所属であり、内服薬や点滴も多く、どんな効果がある薬なのかということを覚えるのにも苦労した。
また、略語も多く、カルテからの情報収集をすることが大変だった。
看護師の仕事は療養の世話をすることはもちろん、ただ世話をするだけではなく患者さんの思いを傾聴したり、日々のコミュニケーションもとる必要がある。そのうえで記録や申し送りなどを決められた業務時間内で行動をしていくのが難しかった。
嬉しかったことは、患者さんに対して清潔の援助をした後に「気持ちよかった。ありがとう」とひと言言われたときに、やってよかったなと実感できた瞬間だった。
褥瘡の研修では、
・褥瘡がなぜできてしまうのか、
・褥瘡発生リスクの高い患者さんの特徴、
・褥瘡が発生しないような具体的な対策方法
などを実技を通して自身の体で体験し、メカニズムを知ることができたので、実際の患者さんに行なうときに気を付けなければいけないことが明確になり、イメージして行動することができやすかったので、とても役に立った。
また、糖尿病の研修ではインスリンの注射の種類がたくさんあり、効果や半減期などもバラバラで、1年目の自分では整理がついていない状態だった。その研修では、効果が出るまでの一覧表を配ってもらったので、今でもすぐに見られるように勤務中持ち歩いている。
糖尿病の患者さんも数多くいるので、その研修でインスリンの効果や低血糖になった時の怖さを知ることができた。
■4月
☆入職☆
■5月
褥瘡・スキンテア
輸液・シリンジポンプの使い方
■7月
糖尿病・インスリン
■11月
輸血製剤の取り扱い方
■12月
感染対策
■1月
心電図研修
■2月
看護を語る
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