自分が看護師を目指そうと思ったきっかけが祖母のがんの発症でした。祖母はステージWの全身に転移した状態で入院生活を送っていました。緩和ケアの方針で療養生活を送っていましたが、日に日に衰弱していく祖母に対して看護師は声掛けや、私たち家族にも気を使って頂き、その時に看護師に興味を持ったと同時に信用される人間になりたいと思いました。
現在看護師として働く今でも看護観として「患者・家族、スタッフに信頼されるケアの実施」を掲げています。そういう面でも自分は一人の患者様に対して長い目で看ていくことが好きだと感じ、慢性期、特に療養や緩和ケアを行える病院を探し、鶴巻温泉病院にたどり着きました。また、鶴巻温泉病院がある秦野市の高校に行っていたため、自分にとっても思い出深い地です。
「入職を決めた理由」の部分でも述べていましたが慢性期の看護に興味を持っていたため、鶴巻温泉病院は回復期病棟、療養病棟、緩和病棟と総じて慢性期の病棟であるため就職先として選びました。他の病院も慢性期はありますが急性期や精神科、小児科等があったりと配属希望が通らない可能性があったため、自分のやりたい看護ができる鶴巻温泉病院を選びました。
[最終学年の前年]
■3月
病院見学+説明会に参加(他病院)
[最終学年]
■4月
病院見学+説明会に参加(当院)
■6月
採用試験(他病院)
■9月
採用試験(当院)
内定
■2月
国家試験
療養病棟に勤めています。患者層は高齢で、長期療養から看取りも増えてきており、そのような患者様は点滴管理になる事があります。これは1年目から現在にかけても感じているのですが、点滴のルート確保が一番苦労しています。高齢になり血管が細くなった所に針を刺していくのは至難の業です。針を刺すという侵襲を伴うケアの為、そう何度も行うことはできないので諦めて先輩看護師に頼むことがあります。先輩からは「数をこなせば」と言われますが・・・(笑)。
逆に嬉しい時はそのルート確保や採血が一発で決められた時です。難しい処置を熟せた時が一番嬉しさを感じます。後は1年目で就いた病棟のスタッフが良い人ばかりで人間関係に悩まされず、一緒に入った同期と共に仲良く互いを刺激し合い看護師として成長を感じる事ができたのが良かったです。
新人研修に関しては昨年度はコロナ感染防止のため、大幅に研修は中止になってしまいました。一番役に立ったと思った研修はまだ社会人になり、右も左も分からない状態であった最初の頃に行った入職時研修です。まずは看護師になると同時に社会人になるにあたっての礼節を学んでいかなければいけない時期に研修として時間を設けて社会人とは何かというのを考えることができたのは良かったです。
また技術演習に関しては、研修時には既に病棟で実施しているものがほとんどであったため、新たな知識を得るというような形ではなく、普段の自分が行っている処置の知識や手順が間違っていないかを振り返ることができたのが良かったです。
■4月
☆入職☆、
1日〜9日まで入職時研修(看護部教育体制など)
10日看護・介護合同技術研修
11日入職時研修(チームワーク)
17日入職時研修(専門性の理解など)
■5月
コロナウイルス対策のため、集合研修中止
■6月
コロナウイルス対策のため、集合研修中止
■7月
13日新人研修(医療安全・倫理)
21日(心電図)
23日新人フォローアップ研修@
■8月
4日看護技術演習(人工呼吸器・モニター心電図)
18日新人研修(メンタルヘルス・社会人マナー・ISBARC)
■10月
20日新人フォローアップ研修A
■2月
23日新人フォローアップ研修B
〒257-0001 神奈川県 秦野市鶴巻北1-16-1