私が入職を決めたのは、1つ目に病院の雰囲気が自分自身に合っていると感じたこと、2つ目に教育制度が充実しているという2点の理由から入職を決めました。インターンシップに来た際に、看護師の方々が優しく教えてくださったり、看護師間でのコミュニケーションが十分に図れている点が自分自身にあった雰囲気だと思いました。そして、ここにいる先輩看護師の方々と共に働きたいという思いが出てきました。また、長谷川病院は3年目以降には臨床実践で直面する課題解決に向けた自己選択のできるプログラムや研修制度があり、体系的に学習できる教育制度に魅力を感じました。この2つの点から長谷川病院の入職を決めました。
私は「病院の雰囲気が自分自身に合っているか」「教育制度が充実しているか」という2点を重視していました。病院の雰囲気は病院によって大きく異なるので、実際に病院に足を運ぶことでその病院の雰囲気を身に感じる事ができます。そのためにもインターンシップ参加することはとても大事な事だと思います。教育制度に関しては、他の病院の資料と比較することやそれだけでは分からないこともあるので実際にインターンシップ参加し、先輩看護師に教育制度について尋ねてみるといった事をして充実しているか決める様にしていました。
[最終学年の前年]
■6月
病院の資料集め
■7月
合同説明会に参加
■8月
インターンシップ参加
■3月
病院の資料集め
[最終学年]
■7〜8月
インターンシップ参加
■9月
採用試験
内定
■2月
国家試験
苦労したことは患者さんとのコミュニケーションです。精神科に来る患者さんは病識が無い方が多く、内服や入院の必要性を理解していないことがあります。そのような方たちと関わっていく上でコミュニケーションが重要となります。看護師の伝え方一つで患者さんが内服したり、拒薬したりと変わっていきます。その患者さんにとって一番いいコミュニケーションの仕方は何なのかを考え、実践していくことはとても苦労しています。嬉しかったことは患者さんに「話を聞いてもらえてスッキリした」という言葉が嬉しかったです。先程も述べたように精神科ではコミュニケーションが重要であるので、コミュニケーションを通して患者さんの気持ちが晴れるということはとても嬉しいことです。
新入職者研修や病棟研修の際に「CVPPP」というものを学びます。CVPPPというのは「包括的暴力防止プログラム」といってケアとして患者を助ける事を基本的な理念としています。暴力がある時だけにCVPPPを用いるのではなく、暴力・攻撃に発展させないためにもCVPPPが必要となってきます。暴力・攻撃は何かしらのきっかけで不安が生じ怒りから暴力・攻撃に繋がります。そのため、暴力・攻撃になる前に介入が必要となる事を学びました。このように「CVPPP」について研修があった事で、暴力リスクが高い患者さんのもとに行く際にはその人にとって怒りになる事はなにか、暴力に発展する前に何かできるのかといった視点でも患者さんの事を考えれある様になりました。
■4月
☆入職☆
新入職者研修
「コミュニケーション」をテーマに研修
■5月
夜勤見習い
「精神科における症状の理解」をテーマに研修
■6月
夜勤一人立ち
病棟勉強会
「マインドフルネス」をテーマに研修
■9月
「患者の人権を守る看護」をテーマに研修
■10月
「看護理論」をテーマに研修
■1月
「セルフケア理論について」をテーマに研修
■2月
入職1年を振り返り、自身の課題と向き合う為の振り返りの会
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