教育体制がしっかりしていることと、緩和ケア病棟を有していることの2点が、入職を決めた主な理由です。
当院では、卒後4年間の教育プログラムが組まれています。4年間かけてじっくりと着実に、看護技術や個別性のある看護の展開、地域との連携等について学ぶことができます。
当院敷地内には「姫路メディカルシミュレーションセンターひめマリア」という施設があり、全員参加の研修とは別に、自分で予約をとって学習をすることができます。このように、学習する環境が整っている点に強い魅力を感じました。
また、将来的に緩和ケア病棟で働きたいという思いもあったため、緩和ケア病棟を有しているという点も、入職を決めるきっかけになりました。
卒後研修等の教育体制が充実しているかどうかという点と、緩和ケア病棟の有無、職場の人間関係の3点を重視しました。
働き始めてから最初の数年間は一番大切なときだと思っています。技術面でも、知識の面でも、学習のできる環境が整ったところに就職したいという思いが強くありました。卒後の研修プログラムはもちろんですが、自己学習できる環境の有無を重視しました。
また、学生の頃からターミナルケアに興味があり、いずれ緩和ケア病棟で勤務したいという思いがあったため、緩和ケア病棟を有しているかどうかも重視しました。
人間関係に関しては、実際に入職してみないとわからない点ではありますが、コミュニケーションを取ることが大切な仕事だと思うので、人間関係の良い職場がいいなという思いがありました。
【最終学年の前年】
■11月
大学で開催された合同説明会に参加
■12月
インターネットを使用して病院の情報収集
■1月
インターンシップ等の申し込み
■2月
インターンシップに参加
■3月
病院の開催する説明会や、インターンシップインターに参観
【最終学年】
■6月
採用試験
就職先内定
■2月
国家試験
私は4年生の大学に通っていたのですが、新型コロナウイルスの影響で、4回生の実習で臨床へ行くことは叶いませんでした。その分、働き始めてから技術面や知識面での不足を感じる場面も多く、不安が大きかったです。
そんなとき、病棟で教育を担当してくださっていた先輩が、こまめに声をかけてくださったり、相談にのってくださったり、親身になって指導してくださいました。1年目を乗り越えられたのはその先輩の存在が大きいです。
また、働き始めてからの学習は実際に患者さんへの看護に生かしていくことができるので、学生の頃よりもやりがいがあり、楽しいです。研修で学んだことや、自己学習したことをもとにケアを実施したり、アセスメントができた経験は、さらに学習を頑張りたいというモチベーションにもつながっています。
1年目のときは定期的にフォローアップ研修があったり、病棟での面接の回数も2年目以降と比べて多く設けられています。そこで自分の現状について整理したり、不安なことを相談することができたのがよかったと思う点です。
個人的には、年度末に実施された「看護場面の振り返り」の研修が、とくに印象に残っています。この研修では、他病棟の同期の看護場面を聞くことができます。自分の病棟では体験できないことを同期の話から学ぶことができるのは、とても興味深くてよかったと感じています。
全体での研修では、普段会わない他病棟の同期とも交流することができ、悩みを共有したり、休憩時間に少し雑談したりと、リフレッシュする機会にもなっていたと思います。
■4月
☆入職☆
理念研修
電子カルテ研修
接遇研修
看護技術研修
■5月
看護技術研修
心電図・フィジカル・アセスメント研修
■6月
急変時シミュレーション
糖尿病看護
■7月
褥瘡管理
フォローアップ研修
看護必要度
■9月
エンド オブ ライフケア
フォローアップ研修
■11月
災害看護
フォローアップ研修
■2月
ナラティブに考える(看護場面の振り返り)
〒670-0801 兵庫県 姫路市仁豊野650