急性期や救急に興味があり、湘南鎌倉総合病院は救急の搬送数が全国で一番であるために、病院全体の回転が速く、さまざまなことを経験し学ぶことができると考えました。また”断らない医療”という理念が、医療を求めている方々に平等に医療を提供している事のように考えられました。私は幸いにも大学病院での実習をさせていただけましたが、どの科が自分に適しているのか、興味を持つことができるのか確信が持てませんでした。湘南鎌倉総合病院では、1年目で外科・内科・クリティカル系を回ることができる、ローテーション研修を行なっていたため、1年を通して今後進む道を考えることができると思ったから入職を決めました。
救急・急性期に興味があったので、急性期病院であることが一番重視した点です。次に入職後の教育体制です。特にローテーション研修は見てきた病院では唯一無二の制度だったので、とても惹かれました。加えて、家族は大学を行きたいところに進学させてくれましたが、実家の静岡県と宮城県ではかなり離れていたため滅多に帰省できない状態でした。就職に関しても、全国どこでも応援してくれていましたが、家族ためにも自分のためにも地元に近い関東圏での就職を考えていました。大学4年の6月まで実習があり、コロナ禍もあったため直接の採用試験に行くことはできなく、オンラインでの採用試験を行なっている病院に絞られていました。柔軟に、採用試験や病院見学の方法を工夫している病院は、就職後も柔軟に対応してくださると考えていました。
[最終学年の前年]
■7月
病院の資料を集め始める
■12月
就職サイトの合同説明会に参加
■3月
病院を絞り、スケジュールを確認しながら履歴書を提出する
[最終学年]
■7月
採用試験
■8月
内定
■2月
国家試験
学生の実習とは異なり、責任を持って患者様にケアを行うということは緊張し、慣れない仕事や社会人としての関わりを繰り返す毎日で、精神的にも身体的にも追いつかない日々です。看護のことだけではなく、業務的なことも同時に覚えていかなければならなく、わからないことだらけ、勉強すること・覚えることばかりで働くことの大変さが身に染みています。ですが、新人研修は月に2回ほどありそれぞれ2グループに分けられています。メンバーが毎回異なるのでグループワークの際には交流でき、話をすることで良い気分転換になっています。また、他部署を知ることで自分が所属している部署との違いに驚くことや初めて知ることがあり、新鮮です。また、私が配属された部署は入職した4月から稼働した新しい部署で、救急と病棟との間にあたることが特長です。救急と病棟の両方のことを学べていると思います。先輩方は温かい方々で、多くのことを教えていただき、見守っていただいていることもあり私は環境に恵まれていると感じています。
JTB商事さんによる接遇研修が特長的と感じています。入職後すぐに行われた接遇研修では、患者様やご家族へのあいさつや、身のこなし、正しい敬語や身だしなみを学びました。1年目では、患者さんや家族対応が数少ないできることのうちの一つです。社会人・職業上の対応を学ぶ時間や知識、経験がない状態であり、医療の勉強に追われ接遇まで手が回りません。ですが、対応する相手は、病院の中の一職員として見ており、社会人1年目だからといって当たり前ができていなくとも納得して頂ける訳がありません。完璧な対応にはまだ遠いですが、信頼関係を築き病院への信頼と信用を失わないよう、決められた身なりで、正しい敬語や言葉遣いで真摯に対応する気持ちが重要だと感じます。
■4月
☆入職☆
■5月
フィジカルアセスメント(呼吸)
褥瘡アセスメントと予防的ケア
■6月
輸血・麻薬・災害
採血・静脈注射技術研修
フォローアップ研修(接遇)
■7月
ストレスマネジメント
■8月
フィジカルアセスメント(循環)
■9月
看護過程研修
看護ナラティブ
■10月
フィジカルアセスメント
社会人基礎力・メンバーシップ研修
■11月
褥瘡アセスメントと治療
■12月
フィジカルアセスメント
■1月
看護観発表
〒247-8533 神奈川県 鎌倉市岡本1370-1