入職を決めた理由はいくつかあります。一つ目はインターンシップに行った際、病院全体の雰囲気が良かったことです。また、看護部の理念である「尊重と思いやり」というところに共感ができたからでした。患者の意思を尊重し、思いやりのある看護を提供するというところが自分の看護観に当てはまり面接を受けてみようと思いました。もう一つの理由として学生時代にこの病院で補助員としてアルバイトをしていた事が大きく影響しています。補助員として実際に現在の病院で働いており、病棟の雰囲気や看護師の働きを身近でみてこんな看護師になりたいと思えたことが大きかったです。
病院選びで重視した点として地元から近すぎず遠すぎずであること、医師や看護師等のスタッフの対応、急性期病院であること、新人教育についてどんなことをしているのかの四点が挙げられました。特に重視したのは新人教育についてでした。各病院で取り組んでいることは様々ですが当院の新人教育のサポート体制が充実していると思ったからです。学び・気づきシート、スケジュールパス、マンダラチャートという3つのツールを活用し先輩看護師にいろんな事を教わりながらスキルアップしていくというところが魅力的に思い当院を選びました。
[最終学年の前年]
■7月
説明会に参加
■8〜9月
説明会に参加
■10月
病院見学
[最終学年]
■5月
書類提出
■6月
採用面接
■7月
内定
■2月
国家試験
一年目は覚えることや学ぶ事などたくさんやることがあり家に帰った後も学んで行くこと等がありそれに苦労しました。また、患者さんは教科書通りの様に経過をたどらないことがあり、一人であたふたすることもありました。徐々に受け持ちの患者さんが増えて行き、多重課題に悩まされる日々を送っていました。しかし、月日が流れていくにつれてできることが増えて行き自立していく事が嬉しかったです。また、患者さんや家族から「ありがとう」「ここに来て良かった」等の感謝の言葉を頂くこともありそういったことがとても良いなと思っています。
新人研修の特徴としてグループで行動しそれぞれの意見を話し合いながら実際に行動にしていくということ、研修によってグループメンバーが異なるため、コミュニケーションを取っていくことの重要性について考える事ができることが特徴だと思いました。特にコミュニケーションを取っていくと言うことは実際に病棟でも必須になっていくスキルのため研修でたくさんの同期と話したり技術訓練ができて良かったなと思いました。演習では実際に起こりうることを想定した事例がいくつもあり、病棟で働いているときに研修でやったことだ!と思うことが多々ありました。
■4月
新人基礎技術訓練
■5月
基礎T研修(院外活動を通して、リフレッシュし仲間づくりができる、
グループワーク活動を通じて協力し合い、達成感が得られる)
■6月
基礎II研修(意図的に情報をとる必要性がわかる、
観察力やフィジカルイグザミネーションが正確に理解できる)
■7月
基礎V研修(急変時における基本技術がわかる、人工呼吸器の取り扱いがわかる)
■10月
採血研修、基礎IV研修(多重業務における優先順位を考えた行動がとれ、
自己の行動を振り返り、今後の課題を見いだすことができる)
■3月
基礎X研修(受け持ち看護師の役割がわかる、年間を振り返り2年目の課題がわかる)
〒254-0065 神奈川県 平塚市南原1−19−1