当院は但馬地域だけでなく、周辺地域にも高度な医療を提供している病院として知られています。私は、当院に介護員として勤めていた経験があり、地域住民に信頼されている病院であることを実感しました。
看護師が助け合い、声をかけながら働いている姿や、患者さんにとって最も良いケアを提供している看護師の姿に魅力を感じていました。その後、看護師免許を取得し地元に貢献したいと思い、入職しました。
さまざまな疾患の患者さんを受け入れており、専門的な知識や技術を身に付けることができると思ったからです。
病院選びで重視したことは2つあります。
1つ目は、病院に勤めたい診療科があるかどうかです。脳神経外科と整形外科に興味があったため、それらの診療科のある病院を主に調べました。
2つ目は、教育・研修制度です。看護師1年目は、大学で学んだことを活かしながら看護師としての土台を完成させる大事な時期だと思っています。そのため、学びの環境が整っている病院を選びました。
当院では年間135時間の新人教育研修が予定されており、計画的に学ぶことができます。
【最終学年の前年】
■2月
合同説明会に参加
【最終学年】
■4月
病院研究
インターネットや先生との相談で情報を集める
■5月
病院研究
インターネットや先生との相談で情報を集める
■6月
病院研究
インターネットや先生との相談で情報を集める
■10月
採用試験
就職先内定
■2月
国家試験
■2月
国家試験
初めてのことが多いため、知識不足と技術不足を感じます。
夜勤も始まり、多くの患者さんを看ないといけないため、不安に感じることもありますが、今、私が勤めている病院では、1年間先輩看護師とペアになって動いているため、わからないことはすぐ先輩に聞くなど、報・連・相がしやすい環境だと感じています。
急性期病院であり、患者さんとゆっくりお話をすることができないことが多いですが、患者さんに「看護師さんと話すとホッとする」と言われると、自分の理想の看護師像に近づいている気がして、看護していてよかったと思います。
研修は講義だけではなく、実技やグループワークなど、計画的に組まれているので、楽しく受講することができます。
採血や尿道カテーテル留置などの看護技術はグループワークでの実技演習があり、実際に触れながら、手順を確認し、病棟で実践できるようになっています。採血や輸液ポンプの取り扱いなどの研修で学んだ看護技術は、配属された部署の先輩方が継続して関わってくださるので安心です。認定看護師や専門看護師の講義もあるため、専門分野の知識も身に付きます。
■4月
☆入職☆
感染管理
社会人基礎
看護基礎技術の講義・演習
看護倫理
輸液ポンプやシリンジポンプの取り扱い
■5月
医療安全講義、KYT、酸素療法、吸引、メンタルヘルス研修
■6月
感染管理
心電図モニター
閉鎖式バルーンカテーテルについて講義と演習
■7月
急変対応
一次救命処置技術
■8月
認知症患者の看護
せん妄患者の看護
輸血療法の基礎と看護
■1月
看護倫理
リフレクション
医療安全
災害看護
■12月
静脈注射研修
■1月
メンタルヘルス
社会人基礎力
急変時対応
■3月
キャリア開発
リフレクション
終了式
〒668-8501 兵庫県 豊岡市戸牧1094