初めての実習でお世話になった病院であり、先輩看護師が優しく教えてくださったことが印象的で、2年生の3月に職業体験に応募しました。職業体験では親善PNSのあり方を学び、実際に病棟で実践しながら働く先輩看護師を見ることができました。先輩後輩関係なく意見を交わす様子や、看護師間に限らず多職種と円滑にコミュニケーションをとっている様子にとても魅力を感じました。
また、急性期病院であることや意見や質問を投げかけやすい職場環境は、良質なチーム医療の遂行や更なる自己成長に繋がるのではないかと考え志望しました。
私は第一に人間関係を軸とした職場環境を重視しました。それぞれの専門的知識をすり合せ、より良い看護を提供することと他部門のスタッフと協働できる職場環境が病院選びのポイントでした。
第二に重視したのは入職後のフォローアップです。日々学ぶことが多く、先輩のように働けるのかという不安がありました。そのため入職後にどのような新人研修が受けられるのかというフォローアップ面も病院選びでは大切にしていました。
[最終学年の前々年]
■4月
就職サイト主催の合同説明会参加
■10月
就職サイト主催の合同説明会参加
■3月
就職サイト主催の合同説明会参加
[最終学年の前年]
■4月
就職サイト主催の合同説明会参加
■5〜9月
ネットやパンフレットを使用した病院研究
■10月
就職サイト主催の合同説明会参加
■1〜2月
ピックアップした病院の職業体験へ参加(3ヶ所)
■2〜3月
就職サイト主催の合同説明会参加
■3月
ES作成や面接練習
[最終学年]
■4月
ES作成や面接練習
■5月
採用試験
■2月
国家試験
私はICU配属となったため、様々な診療科の疾患や治療を勉強すること、処置に関連した手技や複雑なルート管理等がとても難しく感じました。容体変化が著しい患者さんが多いため、緊張しながらの看護は心身共に大変だと感じます。1年目は毎日が勉強のため、終業時にはヘトヘトになり帰宅してすぐに寝てしまうこともありましたが、入職した頃と比較すると出来ることは着実に増え、技術の自立ができた時はとても嬉しい気持ちになります。
また、シャドーイングから始まった看護でしたが、実際に患者さんを受け持つようになり、自分が行った看護で患者さんに良い変化があると、看護師としてのやりがいを感じます。
新人へのフォローアップが丁寧で、確実な技術が身に付きます。研修はグループワークが多く、同期同士の仲が深まることで切磋琢磨できる関係性が形成されました。また、入職後3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月のタイミングで自己評価・他者評価を通じ成長を振り返るフォローアップ研修があり、今後の課題やそれに向けての対策がみえてきます。成長のスピードをつい比べてしまう事もありますが、「他人と比べず一歩一歩着実に」という意見を挙げてくれた同期がいたことで、気持ちがふわっと軽くなりました。教育担当の先輩も優しくサポートしてくださるため、とても良い学習環境が整っていると感じています。
■4月
☆入職☆
【研修】
社会人基礎力(接遇・社会人・キャリアアップ、他)
オリエンテーション、病院のしくみ・看護部について
コミュニケーション診断と自己紹介、採血・静脈路確保について、IVナース認定制度、倫理T、自己分析、
目指したい看護師像、キャリアプランの考え方
体験研修(リハ・薬剤・放科・検査・ICU・救急・地域包括ケア病棟・緩和ケア病棟)
看護協会、実技試験オリエンテーション、電子カルテと医療情報、健康管理・ストレスチェック・禁煙、
急変時の対応、BLS、RRTについて
安全T、防災・災害、感染予防・PPT着脱演習、看護補助者との協働@
キャリアサポートプログラム、目標管理、体験研修まとめ
研修まとめ発表会
採血・静脈留置針演習、静脈留置針実技試験
☆部署配属☆
【部署】
採血やルート確保練習・テストを行い自立を目指した取組み
先輩看護師のシャドーイング
■5月
【研修】
看護記録必要度、認知症ケア、輸液ポンプの取り扱い
褥瘡記録・排泄ケア、口腔ケア・吸引、薬剤の基礎知識、死後のケア
安全管理U、物品コスト、12誘導心電図
【部署】
受け持ち開始
輸液・シリンジポンプの取り扱いや12誘導心電図の取り方を学習"
■6月
【研修】
呼吸・循環・酸素
周術期看護、摂食・嚥下・経管栄養
体位変換・移乗
体験研修(OP、病棟)
【部署】
PCI患者の受持ち
軽症患者の対応を実践から学習
■7月
【研修】
クリニカルパス、廃用症候群、看護補助者との協働A、看護補助業務と指示・コミュニケーション
3ヶ月フォローアップ
【部署】
振り返りと今後の課題・対策の共有、技術チェック評価
■8月
【部署】
呼吸器患者の受持ち開始(先輩フォローの下)
呼吸器やペースメーカーの取扱いに関する部署内勉強会参加
■9月
【研修】
スキンケア、褥瘡ケア、検体の取り扱い
看護診断
【部署】
中等症患者の受持ち開始
INVOS勉強会参加
SAT・SBT、安全管理のOJT
■10月
【研修】
人工呼吸器
6ヶ月フォローアップ
【部署】
中等症〜重症患者の受持ち開始、技術チェック評価
■11月
【研修】
メンバーシップT、血液製剤/T-PAS:輸血セット
患者・家族対応、安全管理V
【部署】
重症患者の入院・入室対応
■12月
【部署】
夜勤業務の自立
■1月
【部署】
中等症・重症患者の受持ち、技術チェック評価
■2月
【研修】
フィジカルアセスメント/事例展開
12ヶ月フォローアップ
【部署】
技術チェック評価
■3月
【部署】
1年間の振返り・まとめ
〒245-0006 神奈川県 横浜市泉区西が岡1-28-1