私はもともと介護福祉士として川崎協同病院で働いており、看護学校に入学するとき奨学金を受けました。介護職で働いている時カンファレンスの様子を見ていると、看護師は患者さんの生活の視点で意見が言え、医師も一方的に発言するのではなく看護師の意見も尊重してくれていました。また介護職のスタッフも同じ働く仲間として関わる看護師が多いので、権威勾配がなくとても働きやすかったです。自分もそうなりたいと思ったので、川崎協同病院で看護師としても働きたいと思いました。
・多職種との連携がいい
・研修や卒後教育が充実している
・民主的な運営
[最終学年の前々年]
■4月
介護福祉士として働いているとき奨学金を決めました
[最終学年]
■8月
採用試験
■2月
国家試験
60台で意思疎通が取れない身寄りのない終末期の患者さん。表情の変化も反応もないため、何を大切に治療や看護をしていけばいいのか分からず迷っていました。そんな時臨床倫理の4分割法でカンファレンスを行い、それぞれの要素を一つずつ紐解いていきました。この患者さんはどう生きてきたのか?入院前に入所していた施設の職員に患者さんの人となりを聞きました。好きだったものがカフェオレと運動会でした。カフェオレを湿らせたガーゼを口に含ませたり、運動会の音楽を流したりと好きだった事を日々の看護に取り入れました。すると見た目には変化はなかったけれど、低かった血圧は上昇し、脈も早く打つようになりました。喜んでくれているのかなーと、想いを馳せることができました。患者さんのその人らしさを支える、生きるための看護が医師を含むチームで実践できたことがとても嬉しかったです。
10月に行った患者史のまとめ研修です。患者さんが今までどのような環境で働き生活をして生きてきたのか、病気になった時どんな思いだったのか等患者さん本人に話を聞き、理解を深めていきました。一人ひとりの患者さんの理解が深まると、テンプレートではない看護計画が立てられその人にあった関りが出来ることを学びました。
■4月
院内見学・病棟紹介・感染対策・医療安全
病棟看護師シャドーイング(4日間)
危険な薬剤・ごみの分別方法・針の取り扱い方
血糖測定・検体の取り扱い方・漏れないおむつの当て方
採血・静脈留置針挿入・抜けないチューブ類の固定方法
薬剤のミキシング・電子カルテの見方・情報収集の仕方
点滴指示受けから実施までの一連の流れ・看護記録
ストレスコーピングのヒント・模擬患者によるロールプレイング・看護師になるって
■5月
心を守り自分を育てる・ハイリスクな薬剤と取り扱い方・
輸液ポンプシリンジポンプ・ゼロから始める情報収集
体位変換・移乗・ポジショニング
■6月
看護記録・認知症看護・検体の種類と各種検査・看護の気づき
■7月
患者史の書き方・看護の気づき2回目・フィジカルアセスメント(悪心・嘔吐)・
SBARを用いた報告の仕方・正常心電図・急変時の対応・3ヶ月のまとめ
■8月
褥瘡の実際・逝去時の看護・フィジカルアセスメント(胸痛)・
看護記録の実際・12誘導心電図
■9月
チームビルディング・フィジカルアセスメント(呼吸困難)・
メンタルヘルス・医療倫理・身体拘束
■10月
緩和ケア・放射線検査の基礎知識・フィジカルアセスメント(急性腹症)・
感染対策・食事介助・麻痺・誤嚥・ゼリー
■11月
ケーススタディの書き方・給与明細の見方・診療報酬について・看護必要度・
認知症看護・af・PVC・VT・6か月のまとめ・患者史発表会
■12月
ケーススタディ文献検索及び作業
■1月
ケーススタディ作業
■2月
ケーススタディ作業及びスライド作成
■3月
ケーススタディ発表会・修了式
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