大学に入学した時点で、奨学金の関係で聖隷の系列の病院に就職することは決めていました。聖隷は規模の大きさや福利厚生の良さが魅力です。候補をいくつか挙げて病院を比較していたのですが、大学1年生の時にこの病院の見学に来た際に、院内全体の柔らかい雰囲気が魅力に感じたことが入職を決めた一番大きな理由です。また、院内を看護師や事務の方々からとても丁寧に、優しく説明して頂いたことも印象に残っています。都心へのアクセスも良く、プライベートも充実させることができると思ったのも理由の一つです。
自分にとって働きやすい環境であるかどうかを最も重視しました。興味のある科や勉強したいことがあっても、働く環境が自分に合っていなくては仕事に100%集中することができないと思います。私は、学生の頃は特に興味のある分野は定まっていませんでしたが、自分に合った環境で働きながら自分の興味を広げていこうと考えていました。実際に入職してみた結果、先輩に質問しやすい環境や自分の長所を積極的に伸ばすことができる風土が整っている今の病棟が自分にとても合っていると感じます。
[最終学年の前々年]
(1年生の7月頃に初めて病院見学に行き、他の病院と比較していました。
また、1年生のころから奨学金を借りています)
■7月
病院見学
[最終学年の前年]
■3月
内定
[最終学年]
■2月
国家試験
1年目の時は新しい生活に苦戦したり、仕事で覚えることがたくさんあったりと苦労の連続だったことを覚えています。それでも勉強を継続し、少しずつ患者さんの病態をアセスメントできるようになってくると仕事が楽しくなってきました。先輩方によるフォローも手厚く、時には悩んでいた時に親身に相談に乗って下さったことで心が軽くなる場面もありました。脳神経外科に入院されている患者さんは、疾患の発症を契機に麻痺などの後遺症が残る場合が多いです。それでも、元気に自宅や施設に帰られる姿を見ると嬉しくなり、やりがいを感じるようになりました。
現在はコロナ渦なので多少違いはあるかもしれませんが、自分が新人の頃の研修はグループワークが多く、別の病棟で働く同期の看護師や、違う職種の方々とも意見交流ができました。研修自体がほぼ毎月あったため、定期的に同期と顔を合わせることができたことも精神的に良かったと思います。さまざまな研修がありましたが、特に最も記憶に残っているのが、フィジカルアセスメントの研修です。患者さんを観察し、アセスメントしていく過程を実践形式で学ぶことができ、その後臨床でも大きく役立つスキルを実践形式で身につけることができました。
■4月
☆入職☆
感染予防対策、看護医療安全T、嚥下訓練・食事介助、コミュニケーションT、排泄の援助、
トランスファースキル、記録と計画(電子カルテ操作)/看護必要度入力
■5月
コミュニケーションU、医療機器の種類と操作、看護研究T@病態の理解
■6月
看護医療安全U、退院支援について
■7月
褥瘡予防の技術、コミュニケーションV
■8月
フィジカルアセスメント研修T
■9月
看護倫理T
■10月
メンバーシップ研修
■1月
看護医療安全V
■2月
看護研究TA病態の理解プレゼン
■3月
病理について
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