高校生の時に、当院付属の看護専門学校のオープンキャンパスに参加したことがきっかけで入職を決めました。オープンキャンパスでは病棟見学があり、実際に看護師と患者さんの関わりを見学しました。私がイメージしていた病院のイメージとは違い、患者さんが笑顔で看護師に手を振っている様子や会話をしている様子を見て、こんないい関係を築くことが出来るんだと思いました。また、私もこの病院の一員として患者さんと関わりたいと思ったことがきっかけで付属の看護専門学校に入学し、当院に入職しました。
重視した点は、キャリアアップと教育体制です。当院は総合病院であり、新生児から成人期、老年期まで様々な患者さんが入院してくるため、多くの経験や看護技術の習得ができると考えました。教育体制も充実していて、新人看護師が習得すべき105項目のチェックリストに加え、病棟ごとに必要なチェックリストもあるため、自身の課題が明確に把握できます。また、新人看護師1人に対してプリセプターが1人ついており、日々の業務だけでなく悩みや不安等の相談もしやすい環境です。自身の看護に自信が持てないときや分からないことなどすぐに相談ができることで患者さんにも安全かつ安心な看護の提供ができていると考えます。
[最終学年]
■6月
採用試験
■2月
国家試験
苦労したことは、NICU・GCUでは患者数が多い時期と少ない時期があり、優先順位が上手く組めなかったことです。落ち着いている時には業務時間内に仕事をこなすことが出来ても、患者数が多い時にスケジューリングが上手く組めずに悩むことがありました。患者数が多いことに慣れる前に患者数が減り、患者数が多いときにどう動けばいいか身に着くまでに時間がかかりました。しかし、先輩方からアドバイスをいただいたり、一緒に優先順位を考えてくださったことで、自身でもスケジューリングが出来るようになっていきました。嬉しかったことは、入院時に状態が悪かった児が回復し退院していく姿を見たときやご両親とともに児の回復を喜べたことです。
当院ではローテーション研修といって、自部署では経験できない看護技術を他部署で研修できる機会があります。NICU・GCUでは成人看護の看護技術の実施ができないため、採血や導尿、口腔ケアや洗髪などを他部署で学ぶことができ、将来的に部署異動したときにも活かすことができると考えます。また、新人看護師が習得すべき105項目のチェックリストや自部署のチェックリストに沿って段階を経てご指導いただきながら自立していくことができるので、根拠を持った看護技術の提供が実践できていると思います。
■4月
☆入職☆
OJT看護技術 移乗・ボディメカニクス
■5月
看護記録T 静脈注射基礎T 導尿・浣腸 吸引・口腔ケア
■6月
スキンケア 認知症者及び高齢者の看護の実践
■7月
フィジカルアセスメント
心電図モニターT
■8月
多重業務シュミレーション
■9月
産科病棟ローテション研修
■11月
放射線・内視鏡室ローテション研修
■12月
静脈注射基礎U
救急病棟ローテション研修
■1月
看護記録T
救急外来ローテション研修
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