済生会宇都宮病院は、地域周産期母子医療センターを担っており、正常分娩だけではなく、ハイリスク分娩も取り扱っています。分娩の正常な経過だけではなく、異常な経過や様々な周産期の疾患について学ぶことができ、自身の知識・技術の向上ができると考え希望しました。また、バースセンターがあり、助産師主体とした分娩が出来る事が魅力的に映りました。フリースタイル分娩も行っており、分娩介助技術も向上することができると考えました。産科単科の病棟でもあり、妊産褥婦さんとゆっくり向き合って、自分らしく、対象に寄り添った看護が提供できる環境が整っていると感じ、入職を決めました。
助産師として採用希望があったので、実際に見学に行き、病棟の雰囲気や分娩件数、どのような分娩設備があるのかを確認しました。自身の知識・技術を向上させる環境が整っていることや、自分の看護観と合っているか、自己実現ができそうかどうかを病院見学や就業体験で見ていくことが重要だと思います。済生会には、バースセンターやLDR室があり、フリースタイル分娩も取り扱っていることから、さまざまな分娩スタイルを経験できると思いました。また、新人教育環境が整っているかも助産師として経験を積んでいく上で重要だと感じました。出身地でもある栃木県で就職したいと考えており、実家からだと通勤距離が遠くなるため、職員寮の有無も重要視しました。
[最終学年の前年]
■6月
附属病院の就職説明会
[最終学年]
■6月
採用試験
■11月
インターネットで情報収集
■12月
病院見学
■1月
採用試験
■2月
国家試験
最初は仕事を覚えることに必死でした。社会人としての立ち振る舞いや看護技術の習得など、学ぶことが沢山あり、濃密な1年間でした。同期と比べて落ち込むこともありましたが、先輩方が悩みや相談事を聞いてくださり、振り返り会を通して、できていること、できないことを明確にし、目標を立てたことで前向きに1年間頑張ることができました、徐々に業務を自立し、できることが増えてくるとやりがいを感じ、嬉しかったです。部署内では、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、1年と教育担当スタッフと新人職員とで面談が行われ、仕事で困っていることや看護技術の取得状況などの確認を行い、どのようなことで困っているのかを情報共有し、新人が働きやすい環境を提供してくださいました。先輩方は親身に話を聞いてくださり、とても安心して業務をすることができました。
済生会には他病棟へのローテーション研修があります。産科病棟では経験することのできない看護技術を他病棟で経験することができ、とても良い経験になりました。産科病棟だけでは経験できない看護技術は多数あるので、他科の患者が入院したときにもローテーション研修で実践したことが自信となって、看護技術を提供することができるため、役に立っているなと感じました。また、全体研修では、1年目の職員が集まる「同期と語ろう会」という、他部署の同期と近況報告や、困っていること、入職時と比べてできるようになったことなどを話し合うことのできる研修があります。他部署の同期の頑張りが刺激となって「私も頑張ろう」という前向きな気持ちになることができました。
■4月
☆入職☆
新規採用職員研修
新規採用職員交流会
医療ガス講習会
■5月
移乗・ボディメカニクス看護技術研修
静脈注射基礎T
看護技術トレーニング(吸引・口腔ケア)
1ヶ月振り返り会
■6月
スキンケア
同期と語ろう会
ブロック内課長面談
外部カウンセラーによる面談
3ヶ月振り返り会
夜勤見習い
■7月
フィジカルアセスメント
心電図T
夜勤自立
■8月
多重業務シュミレーション(基礎編)
同期と語ろう会
■9月
ローテーション研修(NICU)
ブロック内課長面談
6ヶ月振り返り会
■10月
看護記録T ローテーション研修(内視鏡室)
■11月
同期と語ろう会
多重業務趣味レーション(応用編)
■12月
ローテーション研修(3W)
静脈注射基礎U
■1月
ローテーション研修(救急外来)
■2月
同期と語ろう会
■3月
1年の振り返り会
〒321-0974 栃木県 宇都宮市竹林町911-1