私が入職を決めた理由は、県北唯一の三次救急救命指定病院で専門的な知識や技術、最先端な医療を学び、地元の医療に貢献したいと思ったからです。実際に入職してみて、一年目から多くの研修や経験を積み看護師としての知識や技術の向上ができ、自分の目指す看護師像に近づいていると感じています。また、私は手術室に配属しましたが、先輩と一対一で丁寧にわかりやすく教えて頂ける教育体制であり、自分の成長に繋がったと思います。手術室では患者さんと関わる時間は病棟と比べると短いですが、その中でできる最善の関わりを見つけ術前から退院までの手助けができればと思っています。
私は入職前から手術室の配属を希望していました。外科、産婦人科、整形外科、脳神経外科、形成外科、耳鼻科、泌尿器科、眼科、口腔外科の入院を要する手術から日帰り手術と幅広い手術を行っているため、そこで手術室看護師として周術期の看護を学びたいと思ったからです。実際に器械出しとして一年間やってみて、器械の名前や術式の流れを覚えることができました。先輩方のサポートがあり最初は何もできませんでしたが、今はひとりで器械出しとして業務をできるようになりとてもやりがいを感じています。
[最終学年]
■4月
病院の資料を集める
■5月
インターネットや病院の資料から情報収集を行う
■2月
国家試験
私が一年目で特に苦労したことは多重課題の研修です。入職してから領域別の研修を一年間行い、そのまとめとして多重課題をひとりひとり行います。たくさん課題は見つかりましたが、何もできなかった入職初期に比べて自分で優先順位を考えて看護ができるようになり嬉しかったことを覚えています。また、同期みんなで高め合いながら成長できることが最大の喜びだと感じました。
那須赤十字病院の研修の特徴は、領域別ごとに細かく看護技術の研修を行なうこと、先輩方との合同研修があることです。領域別ごとに研修があるためひとつひとつ確実に看護技術の向上ができます。また、少人数のグループで演習をするため意見交換をグループ内で行い、より良い看護の提供に繫げることができると感じました。
先輩方と合同で研修を行なうことで、自分に足りない知識や技術が見つかり先輩方からアドバイスで自分の成長に繫げることができました。一年間の研修で基礎となる看護技術の知識や技術を習得することができ、より一層努力していこうと思いました。
■4月
☆入職☆
環境調整技術、食事援助技術、排泄援助技術、活動・休息援助技術、苦痛緩和・
安全確保の技術、清潔・衣生活援助技術、呼吸・循環を整える技術、創傷管理技術、
症状・生体機能管理技術、栃木県日赤支部研修
■5月
与薬の技術、採血、救急法基礎講習
■6月
静脈注射、輸血、尿管挿入、赤十字概論、ローテーション研修
■7月
輸液ポンプ
■8月
急変時の対応、看護倫理パート1
■9月
救命処置パート1、看護過程パートT
■10月
救命処置パート2、災害時高齢者支援災害看護概論、多重課題・急変時の対応
■11月
看護過程パート2、看護倫理パート2
■12月
死亡時のケア、逝去時の対応、認知症看護
■1月
多重課題(卒1/卒3コラボ研修)
■3月
医療安全(2年目の心構え)、こころに残った看護発表会
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