入職を決めた理由

私は就職先を決める際に新人教育に力を入れていることを重要視していました。当院は入職してから配属されるまでに全ての科を回ることができると知りとても興味を持ちました。当時は確実に行きたい科が決まっていなかったため、実際に病棟を回り自分が働きたい科を決められるということは意欲を持って看護ができるのではないかと思いました。またコロナ禍であり実習へ思うようにいけない人も多かったため、入職してから実習が設けられていたり、年に2回のフォローアップ研修などで同期との関わりがあるところもいい印象を持ちました。実際の病院説明会では先輩と話すこともでき、不安や疑問点を解消することができ、当院への就職を決めました。

病院選びで重視した点

私は新人教育と雰囲気の良さです。
新人教育ではじしっかりとした計画や研修があるところをピックアップして病院探しをしていました。入職時は学生の時とのギャップがあるのではないかと感じていたため、新人に合わせた研修や先輩方からの助言をもらい基礎を身につけられるような病院がいいと思い重視しました。
また雰囲気の良さはこれから何年も働く上で仕事のしやすさや仕事に対する気持ちを維持していく中でとても重要だと感じていました。分からない時に質問しやすい環境であるかや仕事を前向きに取り組める環境であるかなどこれから働く上で重要であると感じ重視しました。

1年目に苦労したこと、嬉しかったこと、よかったこと

一年目では技術面で初めてなことが多く、初めて行う処置があれば手順の確認から先輩についてもらい実施して、処置が終わってから反省点や改善点を考える日々を送っていました。その日に起こる出来事と知識が追いつかずミスをしてしまう時や何が起きているか分からない状況が多い時もありました。しかし、分からないことを調べたり、先輩に教えてもらいながら理解し、その経験を活かしていくことで同じような出来事が起きた時に対処する力がついていた時はとても嬉しかったです。また学生の時とは違い何人もの患者さんと関わることが増え対応に困る時もあったけど、その分感謝されることも増えたため、頑張っていて良かったなと感じました。

新人研修内容の特長

当院ではナラティブ研修という経験年数関係なく一つのテーマに沿ってチームでディスカッションを行う研修があります。その研修では経験年数関係なくチームが作られるため、自分では気づくことができない視点や様々な意見を知ることができました。
普段は業務に終わりがちであり、倫理観や患者さんにとってこの行為は必要かということを考える暇もなく仕事をしているが、このような研修があることによって患者さんと関わる時の視点が広く持てるようになったと感じています。

1年間の新人研修スケジュール

■4月
　☆入職☆
　注射法、輸血の取り扱い、暴露防止、電子カルテについて、アテント研修、認知症ケア

■5月
　認知症ケア、薬剤管理、ME機器�@、フィジカルアセスメント、看護必要度

■6月
　3ヶ月フォローアップ研修

■7月
　コスト管理、目標管理

■8月
　倫理、救命救急、夜勤の心構え、SBAR

■9月
　災害・防災管理、6ヶ月フォローアップ研修

■10月
　ME機器�A

■11月
　12誘導心電図

■12月
　リフレクション・ナラティブ研修

■3月
　12ヶ月フォローアップ研修

この病院の他の先輩を見る