私は元々、理系の大学にしたいと考えて看護学部に進学しました。看護師として就職するなら、地元の東北を一度離れて、首都圏にある大学病院に就職したいと考えていたところ、横浜は住みやすい街と聞き、横浜市立大学附属病院に興味を持ちました。就職活動中はコロナ禍で実際に病院に来ることはできませんでしたが、ガイダンスやホームページなどの資料を参考にして就職を決めました。横浜暮らしについては、もっと色々なところに出かけたいと思っていましたが、コロナになってしまい今のところあまり行けていません。でも、思ったよりのどかで、とても住みやすい街だと思いました。大学病院で看護師としての土台をしっかり作りたいと考えています。
私が病院選びで重視したことは教育体制です。大学病院であり、特定機能病院でもあることにも注目していました。就職活動をしている時に、さまざまな病院の情報収集を行いましたが、当院は特に新人教育に力を入れている印象がありました。新人は月に1回程度の集合研修があり、同期の仲間と共に講義を受けたり技術演習のグループワークをしたりします。また、各部署で必要になる看護技術は、部署の先輩が実践に即した内容の資料を用意するなど丁寧に教えてくれます。病棟に配属後、数ヶ月は慣れない業務で大変ですが、そこで学ぶ知識・技術は非常に多く、学ぶ機会が多いことは良かったなと思っています。
[最終学年の前年]
■2月
病院の情報収集
資料請求
[最終学年]
■4月
履歴書を作成
面接練習・小論文の練習
■5月
就職試験エントリー
書類送付
■6月
採用試験
内定
■9月
保健師実習
■10月
内定者SNSサイト登録
■12月
内定者の集い
■2月
国家試験
就職して1年目は、ハイケアの病棟の配属になったこともあり、何もかもが初めてで苦労しました。人工呼吸器や輸液ポンプ、ME機器の取り扱いなど、勉強することが沢山ありました。隙間時間を活用して勉強したり、先輩に教えてもらったりしながら解決し、なるべくオンとオフをしっかりするようにしました。点と点がつながり理解ができるようになった時に楽しいと感じました。また、新しい知識・技術を日々積み上げていく中で、できることが少しでも増えると嬉しく思います。
当院の新人研修には集合研修と部署研修があります。集合研修は月に1回程度あり、講義受講、技術演習やグループワークがあります。集合研修は感染対策に気をつけながら行っており、他の部署に配属された同期と会うこともできます。部署の研修は、各々の部署に必要とされる看護技術の取得を目指しています。学ぶことは多く大変ですが、学んだ内容を日々の看護に活かすことができた時に、とても役に立ったなと感じます。
■4月
☆入職☆
●看護実践能力UP (※は他職種合同研修)
ステップ1:新採用者オリエンテーション※
ステップ2:パート@/看護技術:静脈採血、薬剤の調製、与薬管理、輸液管理、
バイタルサイン測定、酸素療法、吸引※
●マネジメント能力UP
ステップ1:新採用者オリエンテーション
ステップ2:感染管理、情報管理※
●人間関係能力UP
セルフマネジメント 導入※
●教育研究能力UP
教育研究能力
医学情報センター活用
■5月
●看護実践能力UP
ステップ2:パートA/看護技術:輸血、処置別感染対策、尿道留置カテーテル※
褥瘡対策・予防ケア※
●マネジメント能力UP
電子カルテ操作
■6月
●看護実践能力UP
感染対策の基礎/標準予防策・処置別感染対策※
CVC管理研修
●マネジメント能力UP
セルフマネジメント/フォロー@※
■7月
●看護実践能力UP
ステップ3:BLS
●マネジメント能力UP
ステップ3:タイムマネジメント
■8月
●看護実践能力UP
ステップ4:フィジカルアセスメントT(フィジカルイグザミネーション)
■9月
●看護実践能力UP
静脈確保研修
●マネジメント能力UP
セルフマネジメント/フォローA※
■10月
●看護実践能力UP
CVC管理研修(導入)
●マネジメント能力UP
ステップ5:パート@A(看護記録)
感染対策の基礎(標準予防策・処置別感染対策)※
■11月
●看護実践能力UP
CVC管理研修(認定)
●マネジメント能力UP
ステップ6:リスクアセスメントと多重業務
●教育研究能力UP
ステップ8:ケーススタディー1(全体関連図)(3月まで)
■12月
●看護実践能力UP
がん看護基礎編
■1月
●マネジメント能力UP
ステップ7:看護倫理
■2月
●人間関係能力UP
セルフマネジメント/フォローB※
■3月
●マネジメント能力UP
新人看護師研修プログラムまとめの会・修了式
〒236-0004 神奈川県 横浜市金沢区福浦3-9