入職を決めた理由

私自身神戸市出身であり、就職は神戸の病院にしようということは最初から決めていました。その中でこの神鋼記念病院を選んだ理由は、病床数と急性期から慢性期まで看ることができる医療体制の幅広さです。
実際、入職して病棟で働くようになってから、周手術期の患者さんから慢性期の看取りの患者さんまで、さまざまな病態の患者さんと関わる機会がありました。それ以外にも、自宅や施設で状態が悪くなって救急車で運ばれてきた後緊急入院された患者さんやそのご家族とも多く関わってきました。
医療の専門性が高まっているなか、自分のやりたい分野を見極めるうえでも、今の病院を選んだことは正解だったと思います。

病院選びで重視した点

私が就職活動をしていたときの病院を選ぶ基準は大きく2つありました。
1つ目は、病院の規模と教育です。病床数や診療科を比べてみて自分が働きたい分野が十分にあるか、自分の積み上げたいキャリアや学びを突き詰めたい分野について学ぶ機会を実現できるだけの教育課程や環境がそろっているかを、病院を比べるときに重視しました。
2つ目は、病棟の清潔感や綺麗さです。自分が今後何年も働いていくと想定したときに、働くためのモチベーションを保つことができるかを考え、より清潔感のある病院がいいなと思いました。忙しさやキャリアの実現度合は実際に働いてみないと分からない部分もありますが、説明会や資料で比べるときに大事にしたい指標だと思います。

就職活動スケジュール（いつどんな活動をしたのか）

【最終学年の前年】
■4月
病院の資料集め

■6月
病院の説明会に参加

■7月
希望の病院へのエントリー

■9月
面接

■12月
病院の説明会に参加

■1月
希望の病院のインターン

【最終学年】
■4月
採用面接
就職先内定

■2月
国家試験

1年目に苦労したこと、嬉しかったこと、よかったこと

看護師1年目の頃は正直なところ、嬉しかったことやよかったことより、苦労したことの方がたくさんありました。病態の理解不足だったり、患者対応の不慣れで自分の力では対応しきれないことが多かったです。
分からないことや頼りたいことも多くありましたが、先輩方と信頼関係が構築しきれていなかったため、聞きづらさを感じていました。分からないことや自信を持てない状態で仕事をすることはとても不安だったのが1年目で苦労したことです。その中でも徐々に経験を積んでいき、自信をもって処置ができるようになってからは、仕事に対する達成感を感じたり、患者さんやご家族に感謝の気持ちを伝えられると、この仕事をやってよかったと思えるようになりました。

1年間の新人研修スケジュール

■4月
☆入職☆

■5月
スキルトレーニング

■6月
褥瘡予防研修
移乗研修

■7月
リフレッシュ研修

■8月
スキルトレーニング

■10月
感染防止研修
リフレッシュ研修

■11月
ポジショニング研修

■12月
緩和研修

■3月
リフレッシュ・振り返り研修

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