私は看護学校時代の病院実習で心臓に疾患を持つ患者様を受け持ったことをきっかけに、心臓血管外科や循環器内科に興味を持つようになりました。そして看護師しとして働く際には、心臓疾患のさまざまな症例や最先端の医療を学べる病院で働きたいと思いました。友人の話やインターネットで調べていくうちに、千葉西総合病院の心臓外科は全国上位の手術件数を誇っていることや最先端の術式を実施していることを知りました。ここでなら、手術の幅広い知識の習得や手術後の患者様のケアをしっかりと学ぶことができ、私の目指す看護師になれると思い入職を決めました。
また教育にも力を入れており、ラダー研修で基礎から応用まで段階を踏んで知識を得ることができるところにも魅力を感じ当院を選びました。
私が病院選びで重視した点は2つあります。1つ目は、新人の教育体制がしっかりと整っている病院を選びました。看護師になり、実際に病院で患者様と関わることに大きな不安がありました。しかし、年間の教育計画が立てられており、毎月同期の仲間と共に、基礎から知識や技術を学ぶことができたことにより、臨床の場においても安心して業務に取り組むことができました。
2つ目は、相談しやすい環境が整っていることです。医療職は多職種で携わる職種なのでコミュニケーションのとりやすさや職場の雰囲気は大切だと思います。実際に病院の雰囲気は病院見学を通して知ることができたので見学会やインターシップに参加することはとても大切だと思います。
[最終学年の前年]
■4〜8月
病院研究
■10〜1月
病院説明会に参加
[最終学年]
■5月
採用面接
■2月
国家試験
私が1年目に苦労したことは、どんなに忙しく疲れていても、その日に疑問に思ったことや分からなかったことを、その日のうちに振り返りを行い学ぶということです。日々の業務の中でその日の疑問は翌日に延ばさず、分からないことを家に帰って学習し直すことで精一杯でした。しかし、その日々の積み重ねが現在とても役に立ち、患者様から「ありがとう」って言ってもらえることが多くなったので、1年目で勉強を頑張って良かったなと思います。嬉しかったことは自分が受け持った患者様が元気に退院していく姿を見れたことです。なかなかリハビリが進まない期間もありましたが、私が介入することで徐々に食事が摂取できるようになり、リハビリが進み退院時には一人で歩けるまで回復しました。退院時に患者様から「あなたがいてくれたおかげで頑張れたよ」と言ってもらえた時は、看護師として嬉しかったとともに自信にも繋がりこの仕事をやっていて良かったと思いました。
入職後は1ヶ月間導入研修があり同期同士で看護技術を練習し合ったり、感染予防策の方法、各病棟で多く使用する薬剤など他職種の先輩方から看護以外のことも学びます。リハビリや薬剤師、管理栄養士からの勉強会もあるため技術的な面以外のことも学ぶことができ、基礎知識を一通り学んだ後に臨床にでるので安心して業務に取り組むことができます。私も導入研修を通して多くのことを学ぶことができました。実際にそれらの研修知識を現場で活かせるのは千葉西総合病院の強みでもあると思います。
■4月
☆入職☆
【導入教育】
■6月
【チーム医療の構成員である看護師として果たすべき役割】
・組織における看護師の役割
・医療に関わる各職種の役割および強み
・報告・連絡・相談
・他職種との情報共有
【面談】
・3ヶ月の振り返り
ナーシングスキル評価(3ヶ月)
■7月
【透析看護】
循環器系アセスメント
■8月
呼吸器系アセスメント
【患者の死と向き合う】
・死後のケア
・麻薬の投与・投与中の観察
ナーシングスキル評価(6ヶ月)
■9月
【人工呼吸器管理】
【動脈血採血】
【面談】
・6ヶ月の振り返り
■10月
【人工呼吸器管理】
ICU→病棟へ未経験技術習得のため一般病棟にて研修
【人間関係論】
■11月
【日常生活場面で理解する看護職の倫理綱領と看護業務基準】
・看護実践の拠りどころとなる法、倫理、基準
・実践の基盤となる倫理と倫理的綱領
・看護職の業務と看護業務
基準
・看護実践が倫理や基準等に基づくことの理解(事例)
【リフレッシュ研修】
■12月
【感染対策】
■1月
【面談】
・1年間の振り返り
ナーシングスキル評価(12ヶ月)
■2月
【レポート作成】
【次年度の課題】
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