浜松医療センサーでは「一人ひとりが大切にされたと感じられる看護を行います」という看護部理念のもと、患者さんやご家族に寄り添った看護を実践しています。看護学生時代、病院実習をした際に患者さんだけでなくご家族の気持ちにも寄り添う先輩看護師の姿を見て、自分もこのような看護師になりたいと強く感じました。患者さんやご家族の思いをしっかり聞いて、どのような状況であっても望みに近づけられるよう自分もチームの一員として働きたいと思いました。この病院なら、患者さんやご家族の立場になって看護を提供することができると感じ、自分の目指す看護実践ができるのではないかと考え入職を希望しました。
浜松医療センターでは患者参画型看護を実践しており、入院前から患者さんやご家族から治療・ケアへの希望など情報収集を行い、入院後は一緒に看護計画を立て、目標に向かって看護介入を行っています。患者さんやご家族を中心に、一人ひとりに寄り添う看護を実践したいという自分の目指す看護ができる場であることを最も重視しました。また、プリセプター制度を導入していて、困ったことや分からないことはすぐ先輩に相談できる環境や新人看護職員研修が月に一回以上のペースで計画されており、不安があっても安心できる教育体制が整っていると感じました。
[最終学年の前年]
■12月
学校内での病院説明
■2月
合同就職説明会
病院説明会
[最終学年]
■4月
採用試験
■2月
国家試験
看護師1年目で苦労したことは、多くの知識や技術を身につけることと優先順位を考えて多重課題に取り組むことでした。看護学生の実習では受け持ち患者さんが一人ですが、一気に受け持ち患者さんの人数が増え、疾患や治療、薬剤のことなど覚えることも多く、検査や処置が重なったときにをどのように優先順位をつけるべきか判断できず大変でした。しかし、先輩看護師の方からアドバイスをもらうことで少しずつ臨機応変に対応できるようになりました。消化器内科病棟に所属していますが、急性期病院として内視鏡治療の患者さんが多く入院します。忙しい現場ですが、患者さんから「ありがとう」と感謝の言葉をいただいたり、治療を終え笑顔で退院していく姿を見ると嬉しく思います。
新人研修ではe-ラーニングで動画を見ながら研修を行ったり、事例を用いてグループワークを行いました。グループワークの時間にはグループメンバーと積極的に話し合いを行うことで色々な意見を聞くことができ、新たな学びにつながります。研修のときには他部署の同期とも話す場となり、日々の悩みなどをお互いに共感するなどリフレッシュする良い機会となりました。また、入職後1ヶ月以内に先輩の看護実践をシャドーイングできる研修が5日間ありました。数日働いた後にシャドーイングを組み合わせることで、自分の実践をすぐに振り返ることができ、自分に不足していた視点を先輩の姿から学べる大変良い機会でした。
■4月
☆入職☆
在宅e-ラーニング、採血・社会人基礎力・看護倫理研修、シャドーイング、
OJT(内服管理・採血・静脈注射)、夜勤導入オリエンテーション
■5月
救急看護研修@、記録研修@
■6月
フィジカルアセスメント研修、コミュニケーション研修
■7月
看護安全研修@「薬剤6R、誤嚥・食事選択」
■8月
救急看護研修A「シュミレーションBLS、12誘導心電図」、
医療安全研修「酸素つなぎ替え、リストバンド装着、静脈穿刺」
■9月
記録研修A
■10月
多重課題研修
■11月
フィジカルアセスメント研修
■1月
医療安全B「転倒転落、静脈血栓予防」
■2月
事例検討会
〒432-8580 静岡県 浜松市中区富塚町328