入職を決めた理由

就職先を決める際には、いくつかの病院説明会などに参加しました。私は実習やインターンシップでの経験を通して、当院に就職することを決めました。実習先の病院であったため、実際に職員同士のコミュニケーションや職場の雰囲気を見て働きやすい環境であると感じました。また、当院は急性期の病院であり、様々な疾患を抱えた患者さんが入院されます。そのため、基礎的な知識や技術だけでなく、専門的な分野についても幅広く学ぶことができ、看護師として成長できる病院であると思いました。

病院選びで重視した点

私が病院選びで重視した点は教育と職場環境です。教育体制が整っており、研修が充実している病院であるため、必要な知識や技術を身につけることができると考えました。新人の時には1人1人に指導者がついてサポートしてくれる点も良いと思いました。公立の病院であるため、福利厚生が手厚く、勤務形態なども長く働き続けられる環境が整っていると感じました。また、私は掛川市で生まれ育ったため、地元の病院に就職したいと考えていました。

就職活動スケジュール（いつどんな活動をしたのか）

［最終学年の前年］
■8月
　インターンシップへ参加


［最終学年］
■5月
　採用試験の申し込み

■6月
　採用試験

■9月
　内定

■2月
　国家試験

1年目に苦労したこと、嬉しかったこと、よかったこと

疾患や看護技術など勉強をして覚えなければいけないことが多くて苦労しました。看護学生の頃から看護技術については学びますが、採血や喀痰吸引などを実際に患者さまに実施するのは初めてでした。テキスト通りにはできず、うまくいかないことや不安なことが多くありました。また、患者さまや家族との関わり方やコミュニケーションの取り方についても悩むことが多くありました。そのような中でも、先輩方が一つずつ丁寧に指導してくれたり、見守ってくれたおかげで、安心感を持って仕事に取り組むことが出来ました。また、成長したことや良かったことに気付いて褒めてくださり、自分の成長を実感することができました。

新人研修内容の特長

新人研修では、講義だけではなく、演習やグループワークが多くあると感じました。研修は実際に日々の業務の中で活かすことができる内容ばかりで、新人の時に学んだことは今でも役に立っています。また、自己の課題を見つけたり、振り返ったりすることができる良い機会となりました。リハビリなどの他職種との連携は大切であると実感しており、他部署体験を通して他職種の理解を深めることができました。

1年間の新人研修スケジュール

■4月
　☆入職☆
　採血、点滴静脈注射、看護記録、電カル操作、フィジカルアセスメント、
　尿留置カテーテル、オムツ装着、栄養・褥瘡予防

■5月
　看護技術の研修（病棟）、輸液ポンプの研修

■6月
　パソコンの研修

■7月
　看護記録、看護必要度、日常生活シミュレーション、カラーセラピー、体位ドレナージ

■8月
　エンゼルケア、机上シミュレーション、人工呼吸器、輸液・シリンジポンプ

■9月
　救命救急処置の研修

■10月
　新人フォローアップ研修（多職種合同の院外宿泊研修）

■11月
　看護診断

■12月
　PDCAサイクル

■2月
　他部署・他部門体験

■3月
　フィジカルアセスメント、1年間のまとめ研修、修了式

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