私は子供の頃から何度か病院にお世話になったことがあり、将来は医療関係の仕事に就きたいと考えておりました。様々な医療職種がある中で、治療をするだけでなく、コミュニケーションを通して患者さんに寄り添えることができる看護という仕事に魅力を感じたため看護師を目指しました。入職を決める際に、いくつかの病院のインターシップや見学会に参加させて頂きましたが、当院の充実した新人教育制度はもちろんのこと、何より病院内の雰囲気がとても明るいと感じたのがとても印象的でした。環境が整った当院で私の思い描く看護師になれるよう頑張りたいと思い、入職を決めました。
私が病院選びで重視した点は3つあります。1つ目は新人研修制度が整っていることです。現場で役立つような看護知識・技術を身につけられるよう、教育委員の方々を中心として1年間を通して様々な研修を行えるということに魅力を感じました。2つ目は病棟での新人教育体制です。1年間を通してプリセプターが付き添いながら業務が行えるため、指導をしてもらいながら日々看護師として成長できる部分に魅力を感じました。3つ目はパートナーシップ制度です。自分一人だけで考えたり、業務をするのではなく、ペアと相談し合って協力し合うことで業務の効率性やよりよい患者さんへの看護ができるのではないかと魅力を感じ、当院を就職先に希望しました。
[最終学年の前年]
■6月
県内インターンシップ参加
[最終学年]
■5月
県内インターンシップ参加
■6月
病院見学参加
■7月
採用面接
内定
■2月
国家試験
入職した当初は右も左も分からず、学生時代に想像していた以上に業務が大変だと感じました。ただ、さまざまな研修、プリセプターやパートナーシップ制度といった手厚い新人教育体制のおかげで、少しずつではありますが看護師として働くとということに慣れることができました。私は消化器・腎臓内科病棟に配属され、内視鏡での治療患者さん、腎障害で血液透析・腹膜透析の導入する患者さんなど、幅広い分野の方が入院されます。さまざまな治療や検査が多いため、一つひとつ覚えることが沢山あり、大変と感じる部分が多かったです。それでも患者さんとの関わりの中で「ありがとね」などといった感謝の言葉を貰えたときは嬉しく、看護師になって良かったなと実感しました。
当院の新人研修制度は、段階的なカリキュラムが組まれており、基礎中の基礎から実践的な内容まで幅広い教育体制が整っていると感じます。特に私たちの代はコロナウイルスの関係で学生時代に中々病院実習へ行くことができず、看護技術面で多く不安を抱えていましたが、教育委員の方々が考慮して、事細かく丁寧に説明指導して下さり、実際の看護場面で生かせるよう研修を組んでくれたのはとても良かったと感じます。また、研修の中ではグループになりディスカッションを取ったりすることが多くあり、自分の中で考えていたこととは違う意見を聞くことができ、個々の看護の捉え方や視点が違うことに気付き、より自分の看護観を高めることもできたのでとてもよかったなと思ってます。
■4月
☆入職☆
・保険診療、給与等について
・医療安全について
■5月
・糖尿病と血糖値について
・予防スキンケアについて
・看護倫理
・1ヶ月の振り返り
■6月
・経腸栄養方法
・輸血の種類と実施
・災害医療と看護
・体圧分散ケア
・2ヶ月の振り返り
■7月
・KIDUKIコース基礎編
・12誘導心電図について
・BLS、気管挿管の準備と介助、救急カートについて
・3ヶ月後振り返り
■8月
・食事、口腔ケアの介助について
■10月
・緩和ケア
・ドレーンの管理
・透析患者の看護
・感染看護の基礎知識
・褥瘡を見つけたらどうするか
・入退院支援 6ヶ月後振り返り
■1月
・ローテーション研修
■3月
・呼吸療法機器の管理方法
・看護研究について
・事例発表会
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