東京臨海病院は、私学事業団の加入者と江戸川区を中心とした周辺地域の方々に高機能の医療サービスを提供することを目的に、平成14年4月に開院しました。24時間の救急体制や小児医療にも積極的に取り組み、また地域の病院・診療所との連携を深めるための『地域医療連携室』や人間ドック施設の『健康医学センター』を設置して、総合的な医療サービスを提供しています。
看護部では看護実践能力の向上を目指し、全看護師の記録監査や看護の質の評価を実施。各領域の専門看護師、認定看護師も看護実践のスペシャリストとして看護業務・教育支援など積極的に行っています。
全ての看護師が充実感を感じながら働き、仕事上の責任を果たせるよう、ワークライフバランスに取り組んでいます。キャリアを実現するには最適な環境が必要です。月2回、日勤者は5時に終業するノー残業デーの取り組みも行っており、院内託児所では週2回の夜間保育があります。また、結婚・出産しても仕事を続けるための取り組みとして、妊婦さんのためのガイドブックを作成しました。
平成27年5月には、日本看護協会よりWLB推進活動に対し、看護職のWLB推進カンゴサウルス賞を頂きました。
新人看護師研修ガイドラインに基づき、無理なく段階的にステップアップできるようにプリセプター制度を導入し、支援しています。各看護単位ではプリセプターによる日常業務指導、主任看護師による各フロアでの基本的看護技術指導、集合教育では認定看護師による講義、看護師長・主任によ る精神的フォローアップなど、幾重ものサポート体制でバックアップしています。また、自らの臨床看護実践能力を評価し、年3回の面接評価を通し自主的に成長できるように、看護部全体で責任を持って後輩の育成に努めています。
私たちは看護を展開してゆく過程で対象を理解し、信頼関係を築いてゆくことでその人のニーズを的確にキャッチすることが可能となります。
だからこそ、患者さんの気持ちを自分のことのように感じる心を大切にし、看護師だからできること、看護師だからしなければならないことを「思いやり」をもって提供したいのです。
そのために、自分を振り返りながらキャリアを発展させてゆく教育環境や働く環境が重要だと考えます。あなたが看護師としての成長を実感できるまで私たちが全面的にサポートします。