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先輩ナース特集

氏名 岡安望里(オカヤスミサト)
病院名 日本大学医学部附属板橋病
所属診療科目 NICU・GCU
役職・資格 看護師
卒業学校 聖徳大学
卒業年 2021年卒業

入職を決めた理由

大学3年生の時インターンシップに参加し、第一希望のNICU・GCUの雰囲気や先輩方の人柄に惹かれました。インターンシップでは、一年目から看護師歴が長い人までさまざまな先輩ナースが病棟について教えてくれました。その際、どの先輩方も明るく笑顔で忙しい手を止めてまで、私の質問に対して真摯に答えてくれたり、ケアの手技を教えてくれて好印象でした。さらに、やりがいや大変なこと、勤務する上での心構えなどリアルな現場の声を知ることができ、先輩ナースの和やかでありながらも誇りを持って働いている姿に憧れを抱き、ここで働きたいと感じ入職を希望しました。

病院選びで重視した点

新卒で就職するなら、基礎を固めるために教育体制が整っている病院、様々な経験を積むことができ、最先端の医療を学ぶことができる規模の大きな病院がよく、重点を絞り探していました。
当院は大学病院であることに加え、ポートフォリオの活用や集合研修や少人数制研修があり、新人教育の場が多く設けられているところに惹かれました。また、看護学校の学費は高額であったので少しでも両親の負担を減らしたいと考え、奨学金制度が設けられているところも病院を選ぶ際に重要視しました。

就職活動スケジュール(いつどんな活動をしたのか)

[最終学年の前々年]
■7月
 インターンへの参加申し込み

■8月
 インターンへの参加


[最終学年の前年]
■2月
 病院説明会に参加、履歴書作成、エントリー、面接練習・小論文作成

■3月
 面接練習・小論文作成


[最終学年]
■4月
 採用試験
 内定

■2月
 国家試験

1年目に苦労したこと、嬉しかったこと、よかったこと

入職してからはケアの行い方や疾患について、薬の名前や副作用、記録の書き方や機器の操作方法など覚えることが多く慣れるまで苦労しました。思うように行かず落ち込むこともありましたが同期同士で励ましあったり、先輩方にフォローしてもらったりしながら少しずつ業務にも慣れケアを実施できるようになっていきました。できる仕事が増えていった時や、自分が行ったケアで患児の状態がよくなった時は頑張ってよかったと実感します。何より、ご家族の方からいつもありがとうと声をかけていただいたり、元気になった患児が退院を迎える際はとても嬉しくやりがいを感じます。

新人研修内容の特長

新人研修は、少人数制の研修なので一人ひとりきちんと見て指導してくれます。技術があやふやなところも実際に現場で働いている先輩方がじっくり丁寧に指導してくれるので、自信を持って技術を行うことができるようになります。特に私の場合は、病棟でシリンジポンプを使う場面が多かったのですが、忙しいと先輩に聞きづらかったり焦ってしまったりして扱うのが苦手でした。でも、新人研修で手順を一から見直したり、私個人ならではの注意点を指導してもらいながら何度も練習することで、自信がつき苦手意識がなくなりました。
また、私は新生児科所属なので学生のときに習った成人の看護知識が触れない分衰えてしまうのが不安に感じていました。しかし、新人研修では、所属の科関係なくさまざまな技術を指導してもらえるので成人の看護技術も忘れずによりレベルアップした知識を身につけられるのでとても役に立っています。

1年間の新人研修スケジュール

■4月
 ☆入職☆
 オリエンテーション
 【部署】プリセプターと半日勉強会(毎月1回)、夜勤シャドーイング・流れを知る1回/月

■5月
 基本的看護技術Part1
 ●感染看護の基本 ●医療事故防止 ●輸液ポンプ・シリンジポンプ
 【部署】夜勤業務開始

■6月
 基本的看護技術Part2
 ●看護過程と看護診断 ●麻薬、毒薬、劇薬、向精神薬 ●重症度、医療、看護必要度 ●輸血
 【部署】NICU、GCUフロア交代(2ヶ月毎)

■7月
 基礎看護技術習得研修(第1回)
 ●環境調整技術 ●食事援助技術 ●排泄援助技術 ●与薬の技術 ●清潔、衣生活援助技術
 ●症状、生体機能管理技術 ●感染防止の技術 ●安全確保の技術
 【部署】入院受け開始

■8月
 【部署】NICU、GCUフロア交代(2ヶ月毎)

■9月
 基礎看護技術習得研修(第2回)
 ●食事援助技術 ●排泄援助技術 ●与薬の技術 ●症状、生体機能管理技術
 ●苦痛の緩和 ●安全確保の技術
 【部署】NICU人工呼吸器勉強会

■10月
 基礎看護技術習得研修(第3回)
 ●与薬の技術 ●安全確保の技術 ●呼吸循環を整える技術 ●感染防止の技術
 【部署】NICU、GCUフロア交代(2ヶ月毎)

■11月
 基本的看護技術Part3
 ●救急看護

■12月
 基礎看護技術習得研修(第4回)
 ●救命救急処置技術 ●症状、生体機能管理技術 ●安全確保の技術
 【部署】NICU、GCUフロア交代(2ヶ月毎)

■1月
 基本的看護技術Part4
 ●フィジカルイグザミネーション ●人工呼吸器の理解

■2月
 基礎看護技術習得研修(第5回)
 ●活動、休息援助技術 ●清潔、衣生活援助技術 ●呼吸、循環を整える技術  ●創傷管理技術
 ●救命救急処置技術 ●症状、生体機能管理技術 ●安全確保の技術 ●クリティカル看護技術
 【部署】NICU、GCUフロア交代(2ヶ月毎)

■3月
 基本的看護技術Part5
 ●医療事故防止 ●褥瘡予防 ●認知症看護 ●看護倫理 ●事例発表(ナラティブ)

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病院情報

:看護師就職はブンナビ看護

学校法人日本大学 日本大学医学部附属板橋病院
〒173-8610 東京都 板橋区大谷口上町30-1
病床数 1022床
診療科目 総合内科、循環器内科、呼吸器内科、消化器肝臓内科、小児科、新生児科、精神神経科、皮膚科、外科、脳神経外科、整形外科、産科、婦人科、泌尿器科、耳鼻咽喉科、眼科、放射線診断科、麻酔科(ペインクリニック)、歯科、リハビリテーション科、心療内科、脳神経内科、臨床検査医学科、救命、他専門外来多数あり
看護方式 固定チームナーシング方式、
看護配置 特定機能病院入院基本料7対1
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