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氏名 | 野沙綾香(タカノサヤカ) |
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病院名 | 公益財団法人 がん研究会有明病院 |
所属診療科目 | ICU |
役職・資格 | 看護師 |
卒業学校 | 東京医療保健大学 |
卒業年 | 2022年卒業 |
私は父ががんを患っており、治療の副作用による苦痛に耐える姿や、それを支える母の苦悩する姿を目の当たりにしてきました。このことをきっかけに、よりがんについて広く深く学び、患者さんもそのご家族も全人的に支えられる看護師になりたいと思い、がん医療に特化した病院を探していました。その中でも当院は、教育体制が整っていることや、専門性が高く、最先端の治療を提供している点が魅力的でした。また、自分のスキルアップのために、がん以外の専門領域の看護を学べるような人事交流制度があることを知り、患者さんを全人的に支えられる看護師になりたいという、自分の将来像に近づくことができると考え、当院への入職を決めました。
一番はがん専門病院であることです。また、仕事と生活をしっかりと分けたかったので、二交代制の病院を探していました。それから、将来がん看護のスペシャリストとして専門性の高い看護を提供したいという目標があったので、専門・認定看護師が多く、さまざまな知識を学ぶことができるということも重視していました。当院は多数の患者さんに最先端の医療を提供しており、自分が重視している点に当てはまっていることから第一希望として選びました。
[最終学年の前年]
■12月
さまざまな病院の資料を集める
■1月
病院合同説明会に参加
■3月
当院の病院説明会に参加
[最終学年]
■5月
当院採用試験
内定
■2月
国家試験
看護師1年目であると同時に、社会人1年目であるため、不規則な生活リズムに慣れること、一人暮らしを始めたばかりで仕事以外の生活も整えることが、まずは大変だと感じました。また初めて見るもの、やることばかりで入職当初は特に緊張の日々でした。ICUという部署で、さまざまな科の患者さんが入院されるので、術式や病態生理の勉強にも苦労しています。しかし分からないことや相談したいことについてすぐに聞いてくれたり、的確に返してくれる先輩方ばかりで非常に心強いです。また学んだことがつながった時や、患者さんに自分の看護で感謝してもらえた時は心の底から嬉しく、やりがいのある仕事だなと感じることができます。
演習では一人の新人看護師に2〜3人の先輩看護師がついてくれて、一人ひとり丁寧にアドバイスももらえます。そのためより自分の得意・不得意を認識し、仕事に活かすことができます。座学では、専門・認定看護師や、医師、歯科衛生士など、さまざまな人が講義をしてくれるので、非常に専門性が高く、学びにつながります。また、研修では他の部署の新人看護師とのグループワークの時間が設けられており、交流を深めたり、悩みを打ち明けたりできます。
他にも、教育担当室との個人面談が3〜4ヶ月に1回程あり、仕事や生活での悩みを相談したり、アドバイスをもらえたりして、精神面でもフォローアップしてもらえます。
■4月
☆入職☆
・看護部新採用者オリエンテーション
・2日間研修「患者誤認防止策、薬剤調査、輸液管理、静脈血採血、血糖測定、皮下注射など」
■5月
・「膀胱留置カテーテル」「輸液ポンプ」の管理
・医療用テープによる皮膚障害の予防
■6月
・医療安全対策の基本の考え方
・看護記録の概論と倫理的配慮・経時記録・看護必要度について
・教育担当室との個人面談
・BLS講習
■7月
・「静脈穿刺」「静脈ポート穿刺」「フィジカルイグザミネーション」についての講義・演習
■9月
・「静脈穿刺」演習
・「口腔ケア」「褥瘡予防ケア」についての講義
・T-PAS研修
・看護計画について
・入職後半年の振り返り
■10月
・化学療法・手術療法・静脈ポートについて
病床数 | 686床 |
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診療科目 | 内科、呼吸器内科、消化器内科、乳腺内科、血液内科、腫瘍内科、感染症内科、漢方内科、疼痛緩和内科、外科、呼吸器外科、消化器外科、乳腺外科、整形外科、形成外科、頭頸部外科、精神科、皮膚科、泌尿器科、婦人科、眼科、放射線診断科、放射線治療科、病理診断科、救急科、歯科、麻酔科 |
看護方式 | 固定チーム継続受け持ち制 |
看護配置 | 7:1看護体制 |