入職を決めた理由

専門学校２年生の時、就職活動のため様々な病院が集まる病院説明会に参加しました。そこで静岡徳洲会病院の説明を聞く機会がありました。その中で静岡徳洲会病院の理念である「患者の心に寄り添う看護」を知りました。私は病気にかかわらず患者様の心に寄り添える看護師を目指していたため、自分の看護師像と病院の理念が似ていたことで興味を持ち、静岡徳洲会病院での就職を考えました。また、説明の中でラダー制度を取り入れており、研修プログラムが組まれ、少しずつ看護師の専門的知識を深めながら仕事が行えるということ、福利厚生がしっかりとしているところに魅力を感じ、入職を決めました。

病院選びで重視した点

私は病院を選ぶ際に新人研修がどのように行われているかを重視しました。各病院によって、新人研修は異なり、初めて看護師として働く際に自分に合った研修を行っている病院を探していました。静岡徳洲会病院はラダーにより研修プログラムを組み、前年度受けた研修の総数によりラダーが分けられ、自分の知識や技術にあった研修を受けることができます。必須研修以外は受けたい研修を自分で決め、深めたい知識を少しずつ深めることができるため、自分のペースで仕事をしながら勉強できることが魅力です。継続して学ぶことで身につき、実際に患者さんを相手にした際に学んだことが活かせると思うので新人研修を重視し静岡徳洲会病院に決めました。

就職活動スケジュール（いつどんな活動をしたのか）

［最終学年の前年］
■1月
　インターネットを使用し様々な病院の情報を収集

■3月
　就職サイトが開催する合同説明会に参加


［最終学年］
■5月
　採用試験
　内定

■2月
　国家試験

1年目に苦労したこと、嬉しかったこと、よかったこと

看護師として働き始めて苦労したことは、配属先の病棟でみている疾患や薬の勉強です。学生の時に基本的なところは学んでいましたが、入院している患者さんが疾患に罹った経緯は異なるため、なぜこの患者さんはこの症状がでているのかなどの経緯をたどり看護をする際に、注意する点を学び直していました。また、主に病棟で使用している薬剤を一つ一つ薬効と目的などを勉強し、その患者さんに使用している理由などを学ぶことが苦労しました。嬉しかったこととしては勉強してきたことが、看護に活かせたときが嬉しく思いました。勉強することはたくさんあり苦労もしますが、それが活かされたときは看護師としてのモチベーションも上がり嬉しかったです。

新人研修内容の特長

新人研修では、新人看護師全員が集まり研修内容を座学で学んだり、グループディスカッションで互いの意見交換を行ったり、実技での研修を行います。新人看護師同士で行うことで同期との絆が深まり、互いの悩みを相談し合うなど支え合っています。また、褥瘡対策や排泄援助など業務内で毎日行う研修では、病棟での個別性を交えた看護を行うことができました。新人研修は看護師としての基本を学びますが、その中で自分のいる病棟ではどうしたら活かせるかをイメージし相談、実施することで自分が行える看護を広げることができました。

1年間の新人研修スケジュール

■4月
　☆入職☆
　他職種体験オリエンテーション

■5月
　排泄援助、入退院の手順、褥瘡対策、褥瘡予防

■6月
　看護必要度、夜勤オリエンテーション、メンタルヘルス、摂食嚥下（2）
　輸血手順、感染対策（2）、麻薬・ハイアラート薬

■7月
　医療安全、認知症看護、フィジカルアセスメント（2）

■9月
　摂食嚥下（3）、看護倫理1、メンバーシップ

■10月
　心電図研修（1）、推論（1）

■11月
　多重課題、摂食嚥下（4）、推論（2）

■12月
　看護過程

■1月
　体位ドレナージ

■2月
　感染対策（3）、心に残った看護、MRI