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氏名 | M・Y |
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病院名 | 姫路聖マリア病院 |
所属診療科目 | 内科病棟 |
役職・資格 | 看護師 |
卒業学校 | 鹿児島純心女子大学 |
卒業年 | 2020年卒業 |
大学での緩和ケアの実習が当院でした。緩和ケアに対して当時の私は、終末期患者への看護という漠然とした印象しかなかったのですが、「その人らしい最期とは何か」ということが、カンファレンスで真剣に話し合われていることが、とても印象的でした。
短い実習期間でしたが、「患者様に寄り添う」という言葉どおりの看護が行われている環境に感銘を受け、入職を希望しました。
現在は内科病棟に勤務しています。その方が目指す目標を定め、「どうしたらその人らしい生活を送れるのか」などを、身体的な部分に限らず、個々の患者様の精神面や生活環境にも着目して看護を行っています。
私が病院選びで最重視したことは、教育体制です。当院は、4年間の教育プログラムがあり、年齢に応じて、設定された単位で学習を進めていきます。1年目で基本をしっかり習得し、学年が上がるごとにより具体的な看護実践ができ、チーム医療の一員として活躍できるよう段階を踏んで成長できることがメリットだと考え、当院を選びました。
また、インターンシップに参加した際、年齢の近い先輩スタッフと話す機会なども設けていただき、実際に働く現場を身近に感じられたことも理由の一つです。人によって合う環境はそれぞれ違うと思うので、実際に足を運び、雰囲気を肌で感じることは、病院選びをするうえで非常に大切なことだ思います。
【最終学年前年】
■7〜1月
病院実習
■1月
病院研究 : 就職サイトを使って病院の資料を集める
■2月
卒業生の語る会 : 学校が主催する卒業生の語る会に参加し、就職活動の体験談を聞く
■3月
説明会に参加 : 学校が主催する合同説明会に参加
【最終学年】
■4月
説明会に参加 : 就職サイトが主催する合同説明会に参加
■5・6月
インターンシップに参加 : 合同説明会や取り寄せた病院資料の中で気になった病院のインターンシップに参加
■8月
採用試験
就職先内定
■9〜2月
国家試験の勉強
■2月
国家試験
就職して苦労したことは、慣れない環境での生活と自主学習の両立です。地元を離れて新たな生活が始まりましたが、コロナ禍ということもあり、休日に十分な気分転換もできない日々が続きました。また、学生時代とは違う責任の重さ、慣れない仕事内容など、多くの悩みに直面しながらも、わからない疾患や看護についての自主学習をしていくという日々のなかでの両立に苦労しました。
しかし、そんなときでも先輩方からの労りの声かけや、仕事での疑問・悩みについて相談させていただく機会があったこと、地元が遠いことを考慮し、長期休暇の調整をしてくださるなど、周りの方々の支えがあったので乗り越えられました。
当院では、4年間の教育プログラムがあり、学年に応じた内容の研修が組み込まれます。そのため、より明確に目標が定まり、具体的な行動計画を立てることができます。
また、「ひめマリア」というシミュレーションセンターが併設されており、診察技術から看護までシミュレーターを用いて、よりリアルな研修を受けることができるのが特徴です。研修で得た知識は病棟での業務に活かすことができ、自分の学びにつながります。
また、1年目から症例検討に取り組み、関連図に起こしたり、アセスメントを行うことで深く病態を理解することができ、個別性のある看護介入へと繋げることができます。
■4月
☆入職☆
フリー業務 : 看護補助者・介護福祉士の業務を行い、清潔ケアの基本につい学ぶ
看護技術研修 : 看護技術の基本を午前中の研修で学び、午後から実地訓練
看護記録研修 : カルテの記入方法を学ぶ
日勤業務 : 日勤業務のシャドウ開始
■5月
日勤業務 : 情報シート、リフレクション用紙での振り返り
課題 : 救急カート内の薬品、常備薬の作用についてまとめる
■6月
心電図・フォローアップ研修 : 心電図の基礎を学ぶ
■7月
夜勤業務 : フリー業務で夜勤開始、オムツ交換、ナースコール対応、採血
日勤業務 : 定期入院の対応、ポリペクトミーのポート作成
看護必要度研修 : 必要度について学ぶ
■8月
シミュレーション研修 : 急変対応について学ぶ
■9月
症例検討 : 病態生理のまとめ
夜勤業務 : 夜勤業務開始
■10月
フォローアップ研修 : メンタルヘルスケア
病態関連図 : 病態関連図の作成(3疾患)
■11月
災害看護・まちの保健室 : 災害看護について学ぶ
■12月
病態関連図 : 病態関連図の作成(10疾患)
■2月
事例検討 : 1年間を振り返って気なった事例をまとめる
■3月
日勤業務 : 1年間ペアで日勤業務を行う。プライマリー看護師として受け持ち患者の看護計画の修正を行う
病床数 | 440床 |
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診療科目 | 内科、神経内科、小児科、外科、整形外科、泌尿器科、 産婦人科、眼科、耳鼻いんこう科、放射線科、歯科、麻酔科、ホスピス緩和ケア科、健康管理センター、人工透析センター、結石破砕センター、重度障害総合支援センター ほか |
看護方式 | パートナーシップナーシング |
看護配置 | 7:1 |