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氏名 | Y・T |
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病院名 | 横浜市立市民病院 |
所属診療科目 | 緩和ケア内科 |
役職・資格 | 看護師、保健師 |
卒業学校 | 横浜市立大学 |
卒業年 | 2021年卒業 |
学生の時から「患者さんに寄り添いながら、その人らしさを尊重し支援できる看護師」を目指しています。そのためには、患者さんを全人的に理解し、支援することが大切だと考えています。私は横浜の大学で看護を学ぶ中で、患者さんを全人的に支援するためには、地域包括ケアシステムを踏まえた医療の役割を果たしていくことが重要だと考えるようになりました。横浜市は、地域ケアプラザをはじめとしたシステムが構築されており、特に市内において、横浜市立市民病院は「医療」の役割の中核を担っており、多職種との連携が活発に行われていることから、当院に入職を決めました。
大学4年生の時、実習が新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中止になり、今後看護師として働く上でのアセスメント能力が足りないことや、限られた領域の看護しか実践したことがないことに、強い不安を感じていました。そのため、病院選びにおいては、教育体制が整っていること、急性期から緩和ケアまで幅広い診療科があることの2点を特に重視しました。また、長く働き続けるために、体調管理のしやすい二交代を導入していることや、一人で悩むことなく相談しながら働くことのできるPNS看護方式が根付いていることなどの労働環境も重視していました。
[最終学年の前々年]
■4〜8月
インターンシップへの参加
病院研究
[最終学年の前年]
■7〜8月
インターンシップ・病院説明会への参加
[最終学年]
■4月
採用選考の準備
■7月
採用選考
■8月
内定
■2月
国家試験
※選考日程は当時のスケジュールです
緩和ケア病棟の特色から、終末期の患者さんの看取りをする機会が多くあります。その中で、もっと良いケアができたのではないかという後悔や悲しさに向き合うことが辛かったです。学生ではなく看護師として、初めはその気持ちを周囲に伝えることが恥ずかしいことだと思っていました。しかし、病棟の師長さんや先輩スタッフに優しく声をかけていただき、辛い気持ちを話すと「悲しい気持ちになるのは自然な感情だよ。その分、患者さんにしっかりと向き合っていたということなんだよ」と言っていただき、心が軽くなりました。その後は不足している知識や技術を学びながら、患者さんの話を聞くことや思いを受け止めることなど、自分にできることを大切にし、日々の看護に臨むことができるようになりました。
新人研修では、集合研修で臨床工学技士や各分野の認定看護師をはじめとした各分野のスペシャリストからの講義や演習がありました。そのため、教科書等では学ぶことができない、最新の知識や実践に役立つ事柄を具体的に学ぶことができました。また、それらは病棟での業務に非常に役立ちました。
また、当初は学生時代に経験の無い夜勤に対しての不安が強くありました。しかし、当院は段階的に数ヶ月かけて夜勤のやり方を学ぶことができるため、身体的にも精神的にも落ち着いた状態で夜勤に臨めました。同じような不安を持っている方にはぜひ当院を勧めたいです。
■4月
☆入職☆
看護技術研修
先輩看護師2人のペアに入り3人目として日勤業務の見学・支援を受けながらケアを実施
(オムツ交換・体位交換・採血など)→3〜5人程度を先輩とペアで受け持ち
フレッシュパートナーの先輩方との振り返り
■5月
看護技術研修
6〜8人程度を受け持ち、先輩とペアとなり日勤
夜勤2回(シャドーイング:1回、受け持ちのうち数人を先輩とペアとなり受け持つ:1回)
フレッシュパートナーの先輩方との振り返り
■6月
看護技術研修・新採用職員フォローアップ研修
夜勤2回(先輩とペアで受け持ち)
1年目でペアを組み先輩に助言を得ながら日勤
フレッシュパートナーの先輩方との振り返り
3ヶ月の振り返り
■7月
PNSパートナーシップマインド研修
夜勤2回(先輩とペアで受け持ち:1回、先輩見守り下でメインで動く:1回)
■8月
夜勤2回(先輩見守り下でメインで動く)
フレッシュパートナーの先輩方との振り返り
■9月
夜勤2回(先輩見守り下でメインで動く)
6ヶ月の振り返り
フレッシュパートナーの先輩方との振り返り
■10月
夜勤メンバーの一人となる
■11月
新採用職員フォローアップ研修
■12月
看護過程基礎研修
■2月
担当看護師の開始
■3月
1年間の振り返り
フレッシュパートナーの先輩方との振り返り
2年目の目標設定
病床数 | 650床 |
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診療科目 | 腎臓内科、糖尿病リウマチ内科、血液内科、呼吸器内科、腫瘍内科、脳神経内科、消化器内科、循環器内科、小児科、消化器外科、炎症性腸疾患(IBD)科、乳腺外科、整形外科、形成外科、脳神経外科、救急脳神経外科、脳血管内治療科、呼吸器外科、心臓血管外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、神経精神科、リハビリテーション科、放射線診断科、放射線治療科、麻酔科、歯科口腔外科、感染症内科、病理診断科、救急診療科、緩和ケア内科 全34科 |
看護方式 | PNS(パートナーシップ・ナーシング・システム) |
看護配置 | ・一般病棟:7対1 ・HCU:4対1 ・NICU/SCU:3対1 ・GCU:6対1 ・ICU/CCU:2対1 |