入職を決めた理由

浜松医療センターは看護学生時代の実習先の病院でした。多職種でカンファレンスを行い、一人ひとりの患者さんに合わせた看護実践している場面を見ました。多重課題の業務の中、患者さんと真摯に向き合い看護を行っている姿を見て、私もそのような看護師になりたいと思いました。また、当院ではプリセプター制度が導入されており、新人看護師一人ひとりに相談役の先輩がついているため、分からないことや不安なことを相談しやすい環境であると考えました。私の実践したい看護が行われていること、相談しやすい環境が整えられていることに魅力を感じました。

病院選びで重視した点

私は“患者さんのその時々の状態に合わせた看護を行い、一人ひとりの患者さんとの時間を大切にする”ということを目標にしています。就職先を決めるにあたり様々な病院の説明会に参加しました。その中で、浜松医療センタ−は「一人ひとりが大切にされたと感じられる看護を行います」という看護部の理念を掲げており、私が大切にしたい看護を実践できると感じました。これから看護師として働いていくために、自分自身が目標としている看護を実践できることはとても重要であると思いました。また、急性期病院で専門職として高度な知識と技術を身につけ、経験を積んでいくことで看護師としてスキルアップすることができると考えました。

就職活動スケジュール（いつどんな活動をしたのか）

［最終学年の前年］
■9月
　病院の情報収集

■12月
　病院説明会

■2月
　合同就職説明会

■3月
　エントリーシート提出


［最終学年］
■4月
　採用試験

■2月
　国家試験

1年目に苦労したこと、嬉しかったこと、よかったこと

入職したばかりの慣れない環境の中で、日々多重課題に追われ、多くの知識や技術を身につけていくことに苦労しました。一度に行うべきことが複数重なると、何から行っていけば良いか優先順位をつけることが難しく、焦ってしまうこともありました。しかし、そのような私の姿を見て「何か手伝えることはある？大丈夫？」と優しく声を掛けてくれる先輩や同期の仲間がいました。気に掛けてくれる先輩や同期がいるため安心して働くことができました。また、患者さんとともに看護計画を立案し実践する中で、時間を見つけて関わりを大切にできたり、患者さんから「あなたがいてくれて良かった」と言ってもらえて時には嬉しい気持ちになり、自分自身のやりがいにつながります。

新人研修内容の特長

新人看護師研修では、e-ラーニング動画を見たり、グループワークで事例検討をしたりします。e-ラーニングは何度も動画を見返すことができ、自宅でも振り返りを行うことができます。またシミュレーションを行い看護実践を体験的に学ぶことで、自分の経験を振り返り、知識が広がり臨床の場で活かすことができます。また、普段は関わることが少ない他部署の同期と話す機会にもなり、リフレッシュすることもできています。その他にも部署ごとに行われるOJTでは採血や吸引、与薬の手順など一つひとつを丁寧に先輩から指導を受け、身につけていくことができます。

1年間の新人研修スケジュール

■4月
　☆入職☆
　在宅でのe-ラーニング、研修（看護倫理、社会人基礎力、採血）

■5月
　夜勤シャドーイング、研修（BLS、記録）

■6月
　研修（フィジカルアセスメント）、リフレッシュ研修

■7月
　研修（薬剤、誤嚥）

■8月
　研修（救急看護、医療安全）

■9月
　研修（看護診断、医療安全）

■10月
　研修（多重課題）

■11月
　研修（フィジカルアセスメント）

■2月
　研修（記録）、看護事例まとめ

■3月
　事例検討会