入職を決めた理由

地元で働きたいという思いがあったこと、第3次救急医療がある急性期の総合病院であることから中東遠総合医療センターへの入職を決めました。学生時代、ICUでの看護に興味を持ち、ゆくゆくはICUで働く看護師になりたいと考えていました。そのためには多くの知識や技術を身につけなければならず、目指す看護師像になるためには学びが多い病院へ行きたい思いがありました。中東遠総合医療センターは様々な診療科目があり、「断らない救急」として救急患者を多く受け入れていることからも色々な症例を経験することができ、自身の成長に繋がるのではないかと考えました。

病院選びで重視した点

病院選びで重視した点は2点あります。1つ目は地元で働きたいという思いが強かったため、地元の病院で自身が成長出来る病院という点です。多くの学びが得られ、自身がなりたい看護師像へと近づけるような病院を探していきました。
2つ目としては、インターンシップを通して見た職場の雰囲気や働く環境、看護の様子です。看護師同士の意見交換・助け合いの姿から雰囲気の良さを感じたこと、一つ一つのケアや言葉がけが患者さまの目線に合わせたものであり、患者さまに寄り添った看護がなされていると感じ、このような職場の環境下で働いていきたいと考えました。

就職活動スケジュール（いつどんな活動をしたのか）

［最終学年の前年］
■12月
　病院研究

■3月
　インターンシップ


［最終学年］
■6月
　採用試験

■2月
　国家試験

1年目に苦労したこと、嬉しかったこと、よかったこと

私は1年目で希望していたICUへの配属となりました。生命の危機に直面しているような重症な患者さまを看ていかなければならないこと、そのためにはあらゆる分野の知識と技術が必要になってくることから、嬉しさの反面、心配や不安な気持ちが強くありました。知識として勉強を進めていても、臨床に出ると今の患者さまの状態をアセスメントすることが難しいと感じることが多く、これから本当に患者さまを受け持つことができるのかと不安な気持ちで一杯でした。しかし、日々患者さまを受け持つ中で学ぶことも多く、あわせて先輩方の手厚く分かりやすい指導もあり、徐々に慣れていくことができました。一人で看ることのできる患者さまが増え、疾患や取り扱うデバイス機器の知識も増えていくことで自分の自信にも繋がっていきました。

新人研修内容の特長

クリニカル・ラダーに沿って、1年目では基礎的な看護技術、知識を学ぶことができます。集合研修ではグループワークの時間が多く設けられており、自身では考えられない多角的な視点から物事を考えられるようになるのは良い点であると思います。
また、配属先では教育担当者がおり、段階的にステップアップできるように、親身になってフォローをしてくれました。1年目はわからないことが多くありましたが、教育担当者だけでなく、その他の先輩方のご指導もあり、学びが多い1年目となりました。

1年間の新人研修スケジュール

■4月
　☆入職☆
　オリエンテーション、採血・静脈留置演習、DVT予防、看護記録、フィジカルアセスメント、
　電カル操作、栄養・褥瘡予防、部署配属、部署にて看護技術取得・経験

■5月
　膀胱留置カテーテル、オムツ装着、輸液・シリンジポンプ、スキンテア、シャドーイング受け持ち開始

■6月
　逆シャドーイング受け持ち

■7月
　3ヶ月研修、看護必要度、日常生活シミュレーション研修、看護記録、カラーセラピー

■8月
　エンゼルケア演習、机上シミュレーション、新人同士の情報交換、休日勤務、夜勤、長日勤開始

■9月
　救命救急処置演習、輸液・シリンジポンプ、

■10月
　フィジカルアセスメント演習、フォローアップ研修（多職種合同：つま恋にて）
　受け持ち自立（リーダーフォロー）、重症患者受け持ち（逆シャドーイング）

■11月
　看護診断

■12月
　PDCAサイクル、人工呼吸期、心電図

■1月
　入退院支援、新人同士の情報交換

■2月
　他部署・他部門体験（自分の希望する部署）

■3月
　フィジカルアセスメント、まとめ研修、修了式