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一度退院して、外来に来られた患者さんを受け持ったときのこと。付き添いの娘さんは患者さんの認知力の低下が想像以上で、その変化に戸惑っていらっしゃいました。私が娘さんに声をかけると「一度の入院でこんなに認知力が落ちると思わなかった。どうすればいいかわからない」と涙ながらに話されていました。
私は娘さんのお話を傾聴して労いながら、介護認定申請の手順と利用できる介護サービス、加えて状況に応じて施設入所の検討もできることを伝えました。
「話を聞いてもらえてよかった。少し気持ちが楽になった。ありがとう」と娘さんは笑顔を見せて患者さんと一緒に帰宅されました。その患者さんと娘さんは、現在も介護サービスを利用しながら通院を続けていらっしゃいます。在宅療養は患者だけでなく、それを支える家族も支援する必要があると強く感じたエピソードです。
T・M
外来
毎年、娘と横浜ベイスターズの試合を観に行っています。球場の雰囲気とファンとの一体感に心が躍ってとても楽しいです。ホームランが出ると応援バットを鳴らして大騒ぎ!大声で応援しているとスッキリして「明日から仕事がんばろう!」という気持ちになります。