学生時代いくつかの病院で実習をさせていただくと思うのですが、当院での実習が一番楽しいと感じたからです。実習させていただいた際に病院の雰囲気が良く、看護学生の私にもとても優しく丁寧に指導してくださいました。指導の中でも自分をとても褒めてくれた、そんな印象があり、指導で落ち込みやすい自分にとっては指導が前向きなものに変わったのを覚えています。また、学生時代に当院の医師が講義してくださる機会があり、その分野についてとても興味が湧き、「もっと学びを深めたい」と思ったのもきっかけの一つです。今ではその分野の病棟に配属され、日々の学びを深めることができており、この病院に入職をして良かったと思っています。
重視した点は「一度は実習で行ったことがある病院」であるという点です。私は一度のインターンシップや病院見学だけでは、病棟の1日の動き、患者・スタッフの関わり方など具体的には分からないと感じました。ですが実習となれば1〜3週間と長い期間を経て見ることができるため、病棟の雰囲気はもちろん、患者や新人看護師への関わり方を見ることができます。また、実習病院を重要視したもう一つの理由は、自分の卒業校が実習に来る回数が多いため、顔見知りの教員と会える安心感があります。学生時代たくさん指導いただいた教員と定期的に会うことができ、懐かしさ半分自分の成長を噛み締め、前向きに頑張ることができそうだと感じたからです。
[最終学年の前々年]
■6月
合同病院説明会
■10月
ES講義
■11月
ESの修正、面談
[最終学年の前年]
■7〜8月
インターンシップ
■1月
入職に向けてオリエンテーション(学内)
■2月
担任と面談
ES添削
■3月
就職先選びおよびエントリー
[最終学年]
■4月
担任と面接練習
面談(学内)
採用面接
■2月
国家試験
やはり仕事が分からないうちは何をしていいか分からなかったり、自分一人で判断して行動できないこと、指導が多かったことが辛かったです。特に配属されて最初の1ヶ月は自分の無力さがかなり身に染みて、落ち込んだ日もありました。ですが少しずつ仕事にも慣れてきて、自分なりに頑張っています。特に看護技術に関しては自立できる項目が増えてきて、少しずつではありますがステップアップしてきているなと身に染みて感じます。また、辛いことが多い中でも、患者さんとの関わりによって嬉しいことも沢山ありました。名前を覚えてくれたり、「いつもありがとう」と感謝されたり、自分が人の役に立てていることを実感できており嬉しいことも多いです。
当院の新人研修の特徴は、ローテーション研修があるところだと思います。すべての病棟を2〜3日ずつローテーションし、どんな看護をしているかシャドーイングしてから、配属希望を募ります。自分がやりたい看護や学びたい分野を実際に見ることで配属後のイメージが沸きやすくなります。また、他の病棟の看護、特色を見ることができ、学びにもつながります。その他にも月に1回程度新人看護師全員に対する研修があり、とてもためになる内容を勉強させていただいております。違う病棟の同期と話し合う機会を設けてくれ、日々の共有や病棟の特色など聞くことができておもしろいです。これからも新人研修で学びを深めていけたらと思います。
■4月
☆入職☆
集合研修・ローテーション研修・夜勤研修、他
■5月
集合研修・ローテーション研修・夜勤研修、他
■6月
フォローアップ研修
(ナースゼロレベル基礎知識、注射薬剤の基礎知識、感染管理、法的根拠、他)
■7月
フォローアップ研修
(日常生活援助の実践、創傷処置と看護、ストレスマネジメント研修、他)
■8月
フォローアップ研修
(採血、点滴静脈内注射留置針挿入演習、輸血療法を受ける患者への看護、他)
■9月
フォローアップ研修
(臨床判断、バイタルサインの評価、シュミレーション、他)
■10月
フォローアップ研修
(配属5ヶ月月後の自己評価、感染管理研修、医療接遇、コミュニケーション、他)
■11月
フォローアップ研修
(看護倫理、認知行動療法、他)
■12月
フォローアップ研修
(診療補助業務の実践、看護記録、実践評価、他)
■1月
フォローアップ研修
(安全管理研修、1人で行えるようになった看護・技術の再確認、他)
■2月
フォローアップ研修
(意思決定支援、劇薬・毒薬・向精神薬・麻薬管理、人工呼吸器取り扱い、他)
■3月
フォローアップ研修
(看護観発表、成果発表、修了証授与式、他)
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