川崎市立病院へ入職を決めた理由は、充実した教育制度に魅力を感じたからです。コロナ禍でなかなか実習に行けず、現場の雰囲気がわからないまま入職することに不安を感じていました。しかし、川崎病院では、まず職場の雰囲気に慣れることや同期間で様々な研修に参加し、技術や知識を身につける機会が多くあります。また、自身の興味のある分野の知識を深めるためのキャリアアップ支援や院内留学制度などもあり、看護の幅を広げることもできます。
教育支援と人間関係を重視しました。まず教育支援では、入職を決めた理由にも書きましたが、実習に行けず現場の雰囲気を掴めず不安を抱いていたため研修や教育支援が充実している病院に勤めたいと思っていました。そして、人間関係を重視する理由として、患者さんの命を預かるという責任や社会人として働くことに戸惑いを感じた時、誰かに話せる環境が大切だと思ったからです。悩みや不安を抱えて仕事をしても、患者さんに安全な看護を提供できないと思います。なので、悩みを話せる同期や相談できる先輩がいるような病院で働きたいと思いました。現に、今働く中で悩みを抱えたときに、同期や先輩が話を聞いてくれて、励ましてくれる環境にいることができています。
[最終学年の前年]
■8月
新卒向けの病院紹介サイトで行きたい都道府県の病院を探す
■12月
病院の資料を集め、ホームページの動画を視聴
[最終学年]
■7月
採用試験
■8月
内定
■2月
国家試験
■3月
合格発表
苦労したことは基礎知識を身につけることです。私は解剖生理が学生のときから苦手で、理解するのに時間がかかっていました。しかし苦手分野であることを先輩に話すと、わかりやすくイラストや写真を用いて教えてくださいました。勉強することに苦労していますが、学習チェックリストなどを用いながら自分のペースで学習を進めていくことができます。嬉しかったことは、徐々に看護技術を身につけ、実施できる看護援助が増えた事と、患者さんからの感謝の言葉をたくさん聞けたことです。良かったことは、先輩が優しく、同期とも仲良くなれたことです。
新人研修では、認定看護師がわかりやすく講義や演習を行います。事前にナーシングスキルを視聴することで、研修の内容をより深く理解することが出来ます。演習では、実際に病院で使用している物品を使い、看護技術を患者さんに実践する前に練習することが出来ます。講義や演習の内容は、自分の部署に戻ってからも先輩と共有し、ひとつひとつ丁寧に学ぶことができます。また、グループワークを通して他病棟の同期との交流もでき、楽しみの一つでもあります。
■4月
☆入職☆
新規採用者研修・入職ガイダンス
看護技術演習(体位変換、移動介助・排泄介助・食事介助・経管栄養)
シャドーイング
■5月
看護技術演習(酸素吸入、ネブライザー、吸引、静脈注射、採血、BLS)
先輩のフォロー体制での受け持ち業務開始
■6月
夜勤に向けたフィジカルアセスメント研修@・静脈注射テスト(筆記、実技)
安全対策研修・認知症看護研修・夜勤シャドーイング
■7月
看護過程研修
■8月
コミュニケーション研修@
■9月
専門職としての学び(研修)
■10月
コミュニケーション研修A・ACLS
■12月
新人のためのフィジカルアセスメント研修A
■2月
2年目に向けたステップアップ研修
〒210-0013 神奈川県 川崎市川崎区新川通12-1