私は学生の頃から小児看護に関心があり、小児の専門病院で経験を積みたいと考えていました。病院説明会に参加した際に、病院の理念である「その子らしく、その子のために」という言葉が心に残りました。病棟内の様子を見学した際、スタッフも子どもも笑顔で、私も疾患を抱え治療に向き合う子どもたちからこんな笑顔を引き出したいと思いました。また、県全域からいらっしゃる多くの疾患を抱える子どもとご家族の入院から退院、さらにその先まで地域に根付いた病院としてじっくりかかわっていける環境に惹かれ、入職を決めました。
インターンシップや説明会に参加し、実際の雰囲気を少しでも体験しておくことが大切だと思いました。看護師の教育制度や自身が興味のある科の治療実績等を調べ、学びたいことが存分に学べるよう意識しました。
[最終学年の前年]
■8月
病院合同説明会、インターンシップに参加
■2月
インターンシップ・病院合同説明会に参加
■3月
インターンシップに参加
[最終学年]
■4月
大学で小論文の対策を開始
■5月
大学の就職支援センターや友人と面接練習
■8月
当院 採用試験
■9月
内定
■2月
国家試験
大変だったことは疾患や薬剤の知識を身につけることです。特に固形腫瘍は、腫瘍ができる部位によって発現する症状に差が生じるため、それぞれの見極めや、各症状のつながり、またたくさんの抗がん剤を使用するため、それぞれの副作用の観察が難しかったです。
治療に臨む子供たちの回復の過程に立ち会えた時や、こどもからお手紙などをもらえた時は、とても嬉しかったです。
病院の特色に合わせてコミュニケーションをはじめその他看護技術に関して小児に特化した技術を学ぶことができます。またグループでの研修が多いため、違う病棟の雰囲気や配属先で培った知識の共有ができます。
基礎的なフィジカルアセスメント等についても、先輩方の経験をもとにした具体的なエピソードをつけて講義を行ってくださるため、臨床の場での観察のポイントがわかりやすかったです。
■4月
☆入職☆
県職員研修
新採用者全体研修
県立病院合同技術研修
■6月
看護倫理研修
小児看護の基礎知識
安全研修
■9月
リーダーシップ研修
プリセプティー研修
■11月
成長発達研修
■3月
一年間の振り返り
〒260-8665 千葉県 千葉市中央区市場町1-1