入職を決めた理由

コロナ禍でほとんどの病院がインターンシップや病院見学を中止していたなか、横浜市立市民病院は唯一病院見学を開催しており自分の目で直接見学することができました。ＺＯＯＭでの病院見学をしているところはありましたが、やはり就職先は自分の目で見て決めたいと考えていた私にとっては大きな理由の一つになりました。また病院見学を担当してくださった認定看護師さんの話も決め手の一つでした。新人教育に力を入れていることや、看護師としてのスキルアップも可能な制度が整っており、働きやすい環境だとわかりました。そして見学に来た際一番びっくりしたのは病院の綺麗さでした。新病院に移転したばかりで、施設も充実しており、明るく暖かな雰囲気の中で働きたいと思い入職を希望しました。

病院選びで重視した点

重視した点は３つあります。１つ目は教育制度です。コロナで実習が中止になっており現場に出ることが不安だったため、ＰＮＳが採用されていることや研修の充実度、新人へのサポート体制は重視しました。２つ目は看護師さんの雰囲気です。外科希望だったので、どんな先輩方と働けるのか気になりました。市民病院は働く年齢層も幅広いので、悩みによって相談できる人が多いのは嬉しかったです。また人気病棟だと難しいですが、基本的に希望の配属が叶うのも良かったです。そして３つ目は職員寮です。一人暮らしを希望していたので必ず入寮できることが条件の一つでした。これらの情報はネットでは難しかったので病院見学や入職した先輩の話、実習でいった友達に聞き情報収集しました。

就職活動スケジュール（いつどんな活動をしたのか）

［最終学年の前年］
■6月
　説明会に参加

■8月
　病院見学



［最終学年］
■4月
　採用面接

■2月
　国家試験

1年目に苦労したこと、嬉しかったこと、よかったこと

慣れない環境で覚えることが多いのが一番大変でした。看護学生時代には想像もできないくらい看護師は忙しく多重課題の嵐です。そのため業務に精一杯で患者さんへの声かけや対応が不十分になってしまうこともあり落ち込むことも多かったです。ただそんな時いつも助けてくれたのは病棟の先輩でした。困っていれば駆けつけてアドバイスをくれたり、失敗し落ち込んでいるときには励ましてもらったりと、１番大変な１年間を乗り越えられたのは、病棟の先輩に恵まれたからだと思います。嬉しかったことは患者さんに名前を覚えてもらえた時です。

新人研修内容の特長

技術研修は基本的な看護技術を学べます。実際に医療機器を操作し練習したりできるのが良かったです。また医師や認定看護師さんが開催する勉強会も多いのが魅力だと思います。実際にストーマ交換の勉強会に参加してますが、より専門的で実践的な技術を学ぶことができます。

1年間の新人研修スケジュール

■4月
　☆入職☆
　�@シリンジポンプ・輸液ポンプ
　�Aインスリン・皮下注射
　�B移送・移乗
　�C酸素療法・吸引

■5月
　�D心電図・12誘導心電図
　�E採血・輸液・静脈注射
　�F化学療法・放射線療法
　�G口腔ケア・食事介助・経腸栄養

■6月
　�H麻薬
　フォローアップ研修

■7月
　�I救急蘇生法

■9月
　�J多重課題

■10月
　�K人工呼吸器

■11月
　フォローアップ研修

■12月
　看護過程基礎

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