なるべく新人のうちからローリスクからハイリスクまで幅広い症例を経験し、知識や理解を深め、実践的な技術を身につけた助産師になりたいと考えていたからです。当院の産科では一般床のほかにMFICU(母体胎児集中治療室)もあり、ハイリスクの症例も学ぶことができる環境であったため、自分のキャリアプランと合っていると感じ、千葉大学病院を選びました。
病院の雰囲気や働くスタッフの雰囲気、新人への教育体制を重視して選びました。病院やスタッフの雰囲気では看護師が生き生きとした姿で働いているかどうかをみていました。教育体制ではプリセプター制度を取り入れている病院を中心にみていました。実際にプリセプターは「お姉さん的存在」として、身近に相談でき安心して働くことができています。
[最終学年の前々年]
■7〜8月
インターネットで病院調べ
[最終学年の前年]
■7月
就活サイトの合同就職説明会(病院研究)→資料集め
■8月
オンラインインターンシップ
■9月
就活サイトの合同就職会に参加
■12〜1月
履歴書やESの作成
[最終学年]
■5月
採用試験
内定
■2月
国家試験
様々な疾患を合併しているハイリスク妊産褥婦さんが多いので、周産期の知識だけでなく、様々な疾患を勉強した上で看護に活かしていかなければならないところに苦労することがあります。
患者さんとの関わりの中で「あなたに話を聞いてもらって気持ちが楽になった」と言われたときにはとても嬉しかったです。ちょっとした会話であっても患者さんに影響を与えることもあると気づかされた出来事でもありました。日々の業務で精一杯になるときもありますが、患者さん一人ひとりに目を向け、患者さんにとって相談しやすい、身近な存在となるよう意識して関わっています。
プリセプター制度を取り入れており、新人一人ひとりにプリセプターがつきます。最初は色々分からないことだらけだったので、プリセプターがいることで疑問点や不安点をその都度解消できてよかったです。相談しやすい先輩が1人いることの安心感は大きかったです。また、定期的にプリセプティ会議があり、自分の業務の進捗状況や今困っていることなどを相談できる機会もあるため、働く際の不安が少ないです。
■4月
☆入職☆
新採用者研修(医療安全・感染対策・メンタルヘルス)
多職種合同研修(採血)点滴・輸液ポンプの研修
先輩のシャドーイング
分娩介助演習
沐浴指導・退院指導方法
産科危機的出血について
搾乳機の使用方法・調乳方法
■5月
はじめての夜勤(先輩のシャドーイング)
先輩のフォローのもと患者さんを担当
吸引の研修
先輩の指導のもと、分娩介助のチェックをうける
NCPR(新生児蘇生法)の受講
うつ病評価について
産科危機的出血シミュレーション訓練
■6月
「看護記録」研修
「重症度、医療・看護必要度」研修
膀胱留置カテーテルと導尿
■7月
「安全な医療の提供のために」研修
妊娠期の保健指導、出産に関する手続き・制度
■8月
感染予防対策
■9月
「組織における看護の責任T〜メンバーシップを発揮しよう」研修
健康に働き続けるために(勤務前・休日の過ごし方)
■10月
「事例に学ぶstepビギナー〜標準的な身体面のアセスメントを理解しよう」研修
末梢静脈留置針研修
出生前診断について
中心静脈栄養・胃管管理、ストーマケア
超緊急帝王切開シミュレーション訓練(関連部署とともに)
■11月
末梢静脈留置(実技)
胎児心疾患とスクリニーング
腹部超音波検査(実技を含む)
産科危機的出血シミュレーション訓練(関連部署とともに)
オイルトリートメントケア
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