地元が豊岡で看護師として働くときは住み慣れた場所で初めの1歩を歩みたいと考えており、公立豊岡病院組合への入職を決意しました。
また、幼少期に怪我をして縫合する必要があり、とても不安になっていたときに、豊岡病院で働いていた看護師さんが不安に耳を傾け、励ましてくださいました。
その姿を見て、「私もここで働きたい」と憧れを抱いたことも入職を決めた理由の一つです。
豊岡病院は「公立豊岡病院組合」の組合立病院の一つであり、基幹病院である豊岡病院だけでなく他3つの病院(公立豊岡病院日高医療センター、公立豊岡病院出石医療センター、公立朝来医療センター)を運営しています。その他にも在宅医療にも関わるなど病院で完結する医療ではなく患者様の暮らしまでを考えた医療を提供し、患者様の最期までを地域全体で協働しながら支えています。
私は自分が看護師として働く上で、「病院の中だけで終わる医療ではなくて患者様の暮らしまでも考えた関わり方がしたい」と思っていたため、地域と深く関わっている点を重視しました。
また、地元が豊岡であることや幼少期の憧れもあり、早くから豊岡病院で働きたいと考えていました。
【最終学年の前々年】
■8月
病院研究
【最終学年の前年】
■12月
病院研究
【最終学年】
■4月
病院研究
■10月
採用面接
就職先内定
2月
国家試験
4月から5月は大学生から社会人へとなったばかりで、職場の環境に慣れることが大変でした。もともと過度に緊張する性格であり、働き始めは緊張ばかりして、それが表情や態度に出ないように頑張っていました。
なにより大変だったのは、覚えることがたくさんあったことです。
学生の時はさまざまな科や疾患のことを幅広く学ぶため、深いところまで学べていませんでした。
現在は消化器と幅が狭まった分より深く学んでいく必要があり専門性が求められてきます。まだまだ知識も技術も未熟で覚えていくことがたくさんありますが、4月の入職したてと比べると1人でできることが増えてきました。
先輩や患者様から褒めていただいたり、喜んでもらえたときはすごく達成感を得られて嬉しく感じています。
私の病棟では毎日の感想を書く「新人ノート」というものがあり、そこに書かれた先輩方からのコメントを読み返すたびに「成長しているんだ」と思えたり、「もっとここを頑張ろう」と励みになっています。
豊岡病院は新人教育でプリセプター制度を導入しています。新人の1年間は先輩とペアで仕事をすることでより深く看護師という仕事内容や患者様との関わり方、看護技術を身近で学ぶことができます。
また、悩みや不安なことを気軽に相談することができ、とても心強いです。実際に私も全然仕事が回らないことや、せん妄の強い患者様と関わることが難しくて落ち込んでいる時に話を聞いていただきました。
今ではこれまでの失敗を活かして業務に取り組み、患者様と関わることが少しずつできるようになってきて前を向いて働けています。今ではプリセプターである先輩が私が一番憧れ尊敬している先輩です。
■4月
☆入職☆
感染倫理、臨床倫理、社会人基礎力、基礎看護技術、褥瘡、医療安全
病棟の1日の流れの把握、血糖とインスリン、輸液・シリンジポンプ
接遇
■5月
受け持ち開始、配薬、酸素吸入、吸引
KYT、休日出勤の流れ、坐薬
■6月
感染管理、心電図モニター、閉鎖式バルーンカテーテル
個人情報の取り扱い、遅出・準夜・深夜の流れ
静脈採血、注入
■7月
休日日勤受け持ち開始、輸血、BLS
急変時の対応、救急カート
■8月
検査だし、退院患者受け持ち
■9月
せん妄患者の看護、認知症患者の看護
災害看護、メンタルヘルス
■10月
看護倫理、リフレクション
医療安全
■11月
隣地研修
災害訓練見学
■12月
静脈注射研修
■1月
メンタルヘルス、社会人基礎力
急変時の対応
■3月
キャリア開発・2年目に向けて
リフレクション
☆修了式☆
〒668-8501 兵庫県 豊岡市戸牧1094