私は、患者さんやそのご家族の気持ちに寄り添い、安心安全な医療を提供することはもちろん、医療の最前線で働くことでより多くの手技を身に付けたいと思っていました。そのため、思いやりのある安全で質の高い医療を提供し地域社会に貢献しますという病院理念に魅力を感じたからです。また、急性期病院である済生会であれば、看護ケアの実践を通し安全で正確な手技の獲得、優先順位やその患者さんが求めていることを考えたうえでの看護展開など、患者さん一人一人と真摯に向き合い、個別性のある看護が提供できると思ったからです。
看護師としての基礎にもなるため新人教育が充実していることを重視しました。。実際に済生会では、看護職員として必要な基本姿勢と態度について、管理的・技術的側面についてなど細かく分類された105項目のチェックリストがあり、一つひとつとじっくり向き合うことができたり、正確な看護技術を身に付けることができたりと、看護師として基礎的な姿勢・看護技術を学ぶことができます。また、新人看護師に一対一で知識や技術を指導したり、精神的な支援をしてくれたりするプリセプター制度があり、身近で見守ってくれている、困ったときに一番に頼ることができるという安心感を与えてくれます。
[最終学年の前年]
■7〜8月
病院研究
■3月
インターンシップ
[最終学年]
■2月
国家試験
看護学生ではなく看護師になったことで、できる看護技術や処置・ケアなどが増えたため、それらを習得することや看護業務に慣れることに苦労しました。また、複数人の患者さんを受け持つようになり、その日にやらなければならない業務がたくさんある中で、何から行えばよいか優先順位を考えながら一つ一つの業務を行うことに苦労しました。しかし、先輩方に指導をいただきながら一日一日を過ごしていくことで、最初は先輩方の手助けや指導が必要だったものが自分一人でも行えるようになったことや、これは自分でも自信を待って行えるといものが日に日に増えていったことが嬉しかったです。
新人研修の特長としては、基礎的な看護技術について先輩からの指導のもとマニュアルに基づき学べること、普段は見ることのできない部分の患者さんの様子や自分の配属病棟以外の看護師の仕事を知れることだと思います。基礎的な看護技術について、患者さんに実践する前に研修で一通りの手技を確認することができるため安心して患者さんに実践できることがよかったと思います。また、ローテーション研修では自分の部署に関わる場所へ研修にいくため、普段は見ることのない検査や透析中の患者さんの様子を知ることや、その検査をする上での注意点や検査から帰ってきた患者さんの観察ポイントなどをよく理解することができるためとても役に立ったと思います。
■4月
☆入職☆
看護部新規採用職員交流会、医療ガス講習会、OJT看護技術:移乗・ボディメカニクス
■5月
看護記録T、静脈注射基礎T、看護技術:導尿・浣腸、看護技術トレーニング:吸引・口腔ケア
■6月
スキンケア、認知症者および高齢者看護の実践
■7月
新人のためのフィジカルアセスメント、心電図T
■8月
多重業務シュミレーション
■9月
ローテーション研修:透析室
■10月
ローテーション研修:放射線化外来・内視鏡室
■11月
ローテーション研修:救急外来
■12月
ローテーション研修:救急外来、静脈注射U
■1月
ローテーション研修:ICU
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