当院は急性期病院であるため、そこで働き急性期看護の技術と知識を身に付けたいと考えたからです。私は高校在学中、祖父母の農業を継ぎたいという理由から農業の勉強に励んでいました。しかし、私の母は幼いころから看護師として日々働いており、その姿を見ているうちに看護師になりたいという想いが強くなりました。加えて父が病で倒れた際に救急搬送されて入院した病院が済生会であり、そこで父のことをケアする看護師の姿をみて感銘を受け看護師になる決心をしたとともに、父のように私の目の前で倒れた人がいたら、助られるような人になりたいと思いました。今後そういった場面に遭遇した際に、人のためになりたい、救いたいという私の考えと急性期医療・施薬救療という貴院の特徴に合っていると考えたため入職を決めました。
教育体制が整っていることです。特に新人教育では新人サポート制度があり、新人看護師一人ひとりにプリセプター(先輩看護師)がついています。また済生会は固定チーム制一部受け持ち方式となっており、A・Bチームに分かれていて、各チームにアソシエイト(プリセプターの補佐)が1人ずついるため、どんな時でも相談事や業務での困りごとなどを自分から発信しやすい環境になっています。特にペアリングになった際には手厚いご指導をいただけるため、自分1人で抱えこまずに、患者さんにとっても安全・安心な医療提供にあたることができています。
[最終学年]
■6月
採用面接
■2月
国家試験
苦労したことは多重業務時に優先順位を考えることです。患者さんを受け持つ人数が増えていく中で、点滴交換や患者さんへのケア、記録記載、書類の確認など何を優先して行えばいいかその時々で考える必要があります。その時の場面によって実施すべき優先度は変わってくるため、状況を考えながら今すべきことを考える必要があります。日々の業務が同じというこはなく、患者さんのことを考えながらも何を行うべきかを判断するのに苦労しました。しかし、先輩方のサポートもあり何を行えばいいのか一緒に考えてくださるため、日々の業務を重ねることで少しずつ優先度は考えらるようになっていきました。嬉しかったこととしては、日々の患者さんとのコミュニケーションの中で感謝の言葉や励ましの言葉を頂いたことです。看護師は日々相手の想いを汲み取ってケアやコミュニケーションを行わなければなりません。その中で患者さんから感謝の気持ちをいただくと、「患者さんのために頑張らないと」と思えるため、それを糧に日々の業務を行っています。
当院はローテーション研修があり自分の部署では経験できない看護を学ぶことができるため、自部署の看護に活かすことができます。私は消化器内科病棟に勤務しており、内視鏡室や放射線科の研修に臨んだことで患者さんに対し、より根拠を持った看護実践ができています。新人研修では認定看護師のご指導のもとより専門的な技術・知識を教えて下さり、実践をまじえた看護演習ができます。他部署の看護師と演習を行うため、同期と意見交換しながら研修が受けられるため、お互いの技術向上に繋げられています。
■4月
☆入職☆
シャドウイング、医療ガス講習、静脈注射基礎T
看護技術(ボディメカニクス)
■5月
看護記録T、看護技術(導尿・浣腸、吸引・口腔ケア)
■6月
スキンケア、認知症および高齢者看護の実践、同期と語ろう会
■7月
フィジカルアセスメント、心電図T
■8月
多重業務シミュレーション、内視鏡・放射線科研修
■10月
救急外来研修、同期と語ろう会
■12月
静脈注射基礎U、ICU・緩和ケア病棟研修
■1月
3階西(救急)病棟研修
〒321-0974 栃木県 宇都宮市竹林町911-1