私は福島県で東日本大震災を経験し、テレビ等で赤十字病院救護隊の活躍を見て、「災害現場に行き人を助けられる看護師になりたい」と思いました。その中で県北地域の災害拠点である那須赤十字病院の救命センター等で技術・知識を身につけ、救護看護師として活動したいと思ったことが志望動機でした。現在は消化器内科2年目看護師として知識の幅を広げることや技術向上に力を入れ日々研鑽しています。
二点あります。一つ目は教育体制が明確でしっかりしていた点です。新人看護 師には実地指導者とプリセプターがつき、それぞれの進捗状況に合わせしっかり技術や業務を学べるところが安心して働ける環境であると思いました。二つ目は栃木県県北保健医療唯一の救命救急センターや災害拠点であり、救急医療体制や高度で専門的な医療のあり方に魅力を感じた所です。
[最終学年の前々年]
■4月
パンフレット等、病院資料集め
■7月
奨学金制度を利用
[最終学年]
■9月
採用試験
内定
■12月
病院見学
■2月
国家試験
看護師1年目で苦労した事は、業務内容を覚えること、多重課題での優先順位を決めることでした。新しい環境でのお仕事という事もあり、毎日緊張しながら出勤していました。学生の時は患者さんを受け持っても1〜2人でしたが、日を追う毎に受け持ち患者さんの人数は増え、やらなくてはいけない事、優先順位を明確にすることが必要で日々あたふたしていました。そんな中でも先輩看護師から優しく、時には厳しく指導して頂き、少しずつですが、独り立ちの業務が増え、それが日々の嬉しさにもなっていました。また、患者さんに自分の名前を覚えていて貰えたり、感謝の言葉を伝えられると、この仕事に就いて良かったなと思います。
教育体制では、実地指導者とプリセプターがおり、研修の際、事前学習をし研修を受けた後、実地指導者の技術を見学、その後見守りで実施、独り立ち可能と判断され、自立という流れになっています。そのため技術一つひとつしっかり勉強する事ができたためとても助かりました。
■4月
☆入職☆
領域研修(環境調節技術、食事援助技術、排泄援助技術、活動・休息援助技術、苦痛緩和・安全確保の技術、
清潔・衣生活援助技術、呼吸・循環を整える技術、創傷管理技術、症状・生体機能管理技術)
医療安全part@A、感染管理part@、赤十字概論@
■5月
採血
■6月
静脈注射、輸血、尿管挿入、赤十字概論A、同期と語ろう会、他部署ローテーション研修
■7月
輸液ポンプ
■8月
急変時の対応(基礎編)看護倫理(part@)同期と語ろう会
■9月
救命処置(part@)看護過程(part@)
■10月
救命処置(partA)他部署ローテーション研修、同期と語ろう会、多重課題(急変時の対応)
■11月
看護過程(partA)看護倫理(partA)
■12月
逝去時の対応(基礎編)同期と語ろう会、認知症看護(基礎編)
■1月
看護過程partB、多重課題ロールプレイ(卒後3年目看護師と)
■3月
医療安全partB、心に残った看護発表会、同期と語ろう会
〒324-0062 栃木県 大田原市中田原1081-4