東邦大学医療センター大橋病院の病院情報

東邦大学医療センター大橋病院

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「安全で安心できる質の高い看護」を実践しています。

当院は高度急性期病院として、地域医療機関と連携し、365日、24時間体制で患者のニーズに対応しています。都会の中のオアシスともいうべき『水と緑に囲まれた病院』です。
看護部では、患者・家族の意思を尊重し、入院前から生活の場へつなげる看護を提供しています。渋谷区・世田谷区・目黒区の中心にあり、アクセスも良好、周辺には学ぶ場所も多くあります。私たちと『何を大切に看護するか』一緒に考え、実践してみませんか。

テーマ・特長

「そのひとらしく生きる」を地域でサポートする

【専門分野】 「そのひとらしく生きる」を地域でサポートする

私は、一人のストーマを持つ患者さんから、この道を選ぶきっかけをもらいました。その方は、生命の危機を脱する手段としてストーマ造設を選択し、退院後数ヶ月以内に海外出張を控えていました。しかし、ストーマ造設後は「海外出張は行けない、自分のキャリアをあきらめる。」と後ろ向きでした。私は、患者さんとの対話を続け、ライフスタイルに沿ったストーマケアの指導・情報提供を行いました。その後、無事海外で仕事を終え、仕事の話を楽しそうにする患者さんに会えました。「看護の力で、患者さんが生きたい生活・人生を支えられた。」という体験がやりがいとなり、入院前から患者さんの悩みに耳を傾け、サポートできる体制づくりを目指し、皮膚・排泄ケア認定看護師資格を取得しました。 
主な業務内容としては、ストーマ管理の他、創傷管理・褥瘡予防ケアや、排泄障害に伴うスキンケアを主軸に携わっています。医療が高度化するなか、社会の高齢化も進んでいます。加齢や、糖尿病などの慢性疾患の影響により、一度スキントラブルを抱えると治癒しにくいと言われています。本来の入院目的の疾患が改善しても、褥瘡が発生することで、患者さんの望む生活の場で過ごせないことがあります。予防のためには、入院前のスキンケア習慣が重要になります。当院では、外来部門、入院・退院前支援部門と連携し、外来受診時から皮膚状態を観察しています。高齢者は、特に皮膚の乾燥が要因で褥瘡発生につながる危険があります。そのため、保湿ケアなどの予防的なスキンケア指導を行っています。かつ、退院後は、地域医療機関ともスキンケアの情報を共有しています。このような継続した入院前・退院後の情報・ケアの連携は、ストーマケア・排泄障害を抱える患者さんにおいても同様に行っています。患者さんの望む生活を見据え、意思決定を尊重し、そのひとらしく生きることを地域でサポートできる病院を目指しています。

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