明治44年、明治天皇は「恵まれない人々のために施薬救療事業を起こすように」とのお言葉(済生勅語)と、その基金としてお手元金150万円を下賜されました。この御下賜金を基に創立されたのが「済生会」です。現在は、日本最大の社会福祉法人となり、全国40都道府県で67,000人が済生会人として働いております。現在の総裁は秋篠宮皇嗣殿下です。
当院は、恵まれない人々の手助けをする「施薬救療の精神」に基づき、さまざまな窮状を抱える目の前の人々に手を差し伸べています。診療科16、病床数198床の公的医療機関として、地域の方々へ包括的医療(医療・保健・福祉)の提供をすべく、医療の質の向上に職員一丸となって取り組んでいます。