びわこ学園は、昭和38年に重度の障がいをお持ちの方の入所施設として発足し、今年で55年を迎えました。現在ではびわこ学園医療福祉センター草津・野洲(長期入所、短期入所、入院、外来診療等)を核として、生活介護・訪問看護・居宅介護・相談支援・グループホーム等さまざまな支援ニーズを持っている重症児者の生活を支援する事業を多く展開しています。
重症心身障がい児者の方の医療と生活を支えるホリスティック(全人的)な看護を実践しています。いのちの尊さが輝くピュアな看護現場です。
障がいの重い人たちの生活の創出と幸福を追求したびわこ学園の創設者糸賀一雄は「この子らを世の光に」と提唱しました。私たちは、障がいの重い人たちであっても、他とおきかえることができない“いのち”とその人らしさが輝く生活を支える看護療育を目指します。
新人看護師の支援体制は、チューターシップをとっています。各部署に配属された新人看護師には相談相手(チューター)を配置し、仕事の仕方・学習の仕方・悩みなど広範囲にわたり相談や支援を行っています。新人看護師をチューターが支援し、教育指導者や係長がチューターを支え、病棟課長・教育担当課長が皆を支える体制としています。職員全員で新人看護師を支援する体制をつくり皆さんをお待ちしています。