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氏名 | 國分ありさ(コクブアリサ) |
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病院名 | 川崎市立多摩病院(指定管理者 学校法人聖マリアンナ医科大学) |
所属診療科目 | COVID-19、総合診療内科 |
役職・資格 | 看護師、保健師 |
卒業学校 | 横浜創英大学 |
卒業年 | 2021年卒業 |
多摩病院に慢性期実習やインターンシップで見学をした際に、看護師間のコミュニケーションの多さを感じました。患者さんについての情報共有や患者さんにとって必要な看護は何かについて意見を出し合う様子を見て、患者さんにとってより良い看護を検討し提供することができると感じました。そのため多摩病院であれば、チームで患者さんに関わることや寄り添った看護ができると思い、入職を決めました。また先輩看護師と後輩看護師で個々での学習会を開催し学びを深めていることをインターンシップで聞きました。先輩看護師に分からないことや困っていることなどの相談や不明点を聞きやすく、一緒に学べる環境がとても良い環境で看護師として働いていけそうだなと思ったためです。
いくつかの病院のインターンシップに参加し、病院内や病棟内の雰囲気をよく観察しました。病棟内の雰囲気は患者さんにも伝わるものだと思っていたため、看護師同士の声かけや、患者さんとのコミュニケーションの様子をよく見るようにしました。とくに、自分が病棟の空気感と合うのか、働いてる姿をイメージしながら検討していました。また入職してからの研修やフォローなどの教育体制についてもよく調べました。病棟配属までにはどのような研修があるのか、配属するタイミングなど、実際に入職した後をイメージし検討していました。実際に看護師として働くために、自分のペースに合っている研修なのかや自分が必要としている研修があるかなどの視点で、患者さんの前に立つ前に自分の知識や技術を再確認、習得するためによく検討していました。
[最終学年の前々年]
■7月
病院研究:インターネットや就職雑誌を使用し病院の資料集め
■8月
説明会に参加:就職サイトが主催する合同説明会に参加
[最終学年の前年]
■8月
インターンシップに参加
■9月
インターンシップに参加、病院見学
[最終学年]
■6月
採用面接
内定
■2月
国家試験
入職後苦労したことは、時間管理と多重課題をこなすことです。実習では一人の患者さんをアセスメントして必要な看護を考えていましたが、病棟配属後は、複数人受け持ちが始まりました。複数人の患者さんのアセスメントや看護、点滴管理や内服、治療について理解しておくことなど一人だけをみるのではないことに最初は上手く回れず、戸惑っていましたが、先輩看護師に手伝ってもらったり、効率的な動き方などを相談したりしていきました。徐々に、自分なりに優先順位を考えて効率的な動き方ができるようになりました。また患者さんと関わる中で、患者さんにとっての安楽なケア方法を検討しながら実施することで気持ち良かった、ありがとうと言われたり、ルート確保や採血などの練習した技術を上手だね、痛くなかったよと言っていただけたときにはとても嬉しく、自分の技術の自信にもつながりました。
1年目の新人研修では、病棟配属前にジョブローテーションという全部署に回る期間がありました。ジョブローテーションによって病棟毎の疾患や治療、患者層などの特徴を知ることができ、自分自身がどの分野に興味があるか、自分自身に合っていて働きやすい環境かを配属前に検討することができました。さらに、配属前に病棟を体験する場にもなり、病棟で働くイメージをつけやすく、配属後に技術や知識を少し付けた状態でいられることもとても役に立ちました。また、複数受け持ちのなかで、多重課題になった際の優先順位の検討方法や他看護師への依頼する内容や依頼の仕方について実際にデモンストレーションをする研修がありました。病棟でもどう回るか戸惑っている時期でもあったので、自分はどう回っているのか、どの対応を依頼すべきなのか今までの病棟での動きを振り返り、改善点を学ぶことができたため、とても役に立ちました。
■4月
☆入職☆
座学(病院の特徴、業務について等)、演習(災害研修、技術研修等)
■5月
BLS等の演習研修、認知症の座学研修
ジョブローテーション、臨地Study
■6月
配属
患者の療養環境調整・夜勤巡視研修
病棟:血糖・インスリン管理や点滴管理、12誘導等の研修
■7月
看護について考える研修
病棟:入院オリエンテーションの研修、常備配置薬の薬のまとめ
■8月
医療介護保険についての講義、気管挿管の介助方法の研修
病棟:静脈注射テスト、虚血性心疾患の学習会、摂食嚥下障害学習会、退院支援学習会
■9月
病棟:事例を用いた急変時対応の研修
■10月
病棟:CV、PICC挿入介助方法の学習会、ペースメーカー学習会
■11月
多重課題・急変時シミュレーション研修
病棟:感染症学習会、腎不全学習会
■12月
看護倫理について・倫理事例検討研修
病棟:循環器学習会、プライマリー開始のための関連図作成
■1月
再構成の講義研修
病棟:腹膜透析勉強会、埋め込み型心電図学習会、シャントオペオリエンテーション
■3月
人工呼吸器の講義研修
病床数 | 376床 |
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診療科目 | 総合診療内科、循環器内科、呼吸器内科、消化器内科、腎臓・高血圧内科、代謝・内分泌内科、脳神経内科、血液内科、リウマチ・膠原病内科、腫瘍内科、アレルギー科、神経精神科、消化器・一般外科、小児科、乳腺・内分泌外科、脳神経外科、整形外科、形成外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、放射線科、麻酔科、歯科口腔外科、リハビリテーション科、病理診断科 |
看護方式 | 固定チームナーシング |
看護配置 | 急性期一般入院料1(7対1) |